TBLの授業について知りたい!~Sustainable Tourism~
将来英語を使って仕事をしたいけど…
英語とビジネスの両方を学びたいけど…
将来海外と関わる仕事がしたいけど…
どのコースに入ったら自分の夢を叶えられるのかな…
そんな悩みを抱えるみなさんのために、TBLの授業を紹介する「TBLの授業について知りたい!」シリーズ第二弾。
今回は、英語ホスピタリティコースの「Sustainable Tourism」の授業をご紹介します。
そもそも「Sustainable Tourism」とは?
日本語にすると、「持続可能な観光」。
富裕層しか旅行に行けなかった時代があったのをご存知ですか?
でも、時代が変わり、みんなが気軽に行けるようになり、多くの人が観光地に押し寄せるようになった結果、観光地は経済的に潤った反面、過度の商業化で環境破壊につながったり、文化が衰退してしまったりすることもありました。
それでは、意味がないよね、ということで、出てきた考え方が、地域の環境や文化、そこに住む人などに配慮しながら、観光地本来の姿を求めていこうという 考え方 「Sustainable Tourim」です。
ちなみに、この授業では、国連の定める国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」の考え方を取り入れています。
SDGsってなに?
最近よく↓こんなイメージをよく目にしませんか?
これこそSDGsが目指す17の目標で、2030までに世界中のみんなで協力してこれらを達成し、持続可能な社会を実現しようというものです。

SDGsと観光、結び付かない…
という人もいるかもしれませんが、実際、Study Tourと呼ばれるような環境や貧困について学ぶツアーを企画したり、新しく作ったものではなく、昔からの伝統や自然を守っている地域への旅行を企画したり、といったように観光分野でもどんどん取り入れられてきています。
どんな授業?
TBLの授業は、他のコースも含め、自分で調べたり、発表したり、将来に役立つようアクティブで実践的な授業を心掛けていますが、今回お邪魔した授業でも、プレゼンが行われていました。
テーマは、発表者がそれぞれ都道府県を選んで、その都道府県の特徴や現在取り組んでいるSDGsについてそれぞれ発表をするというもの。
自分の出身地を選んで発表する日本人もいれば、自分が行ってみたい都道府県について調べ発表する留学生も。
それぞれ、その地域の基本情報や名所、名産などを紹介し、 愛媛県の松山市は障害にやさしい街づくりを目指している、 熊本県では、災害対策としてマンホールトイレの設置をしているなどなど、各地のユニークなSDGsの取り組みが紹介されていました。
プレゼンは、リサーチ力や相手に伝えるコミュニケーション力を磨くことができますが、他の人のプレゼンを聞くことで、自分が気付かなかった視点に気付くこともできます。しかも留学生とともに学ぶTBLでは、日本人がなかなか考えつかない視点をもっていたりするので、さらに視野が広がっちゃいますね!
TBLおもしろそう!と思ってくれた方、TBLでは、TBLの学びを体験できる体験授業やワークショップを定期的に実施しています。
ぜひお気軽に参加してみてくださいね!
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