グローバルビジネスコース

身近なケーススタディで学ぶ、経営の視点。
グローバルビジネスコースでは、戦略的思考や主体性、異文化コミュニケーション力、実践的英語力を身につけ、卒業後はグローバル企業への就職、海外大学への編入、起業などを目指します。
目指せる職業(業種・職種)
●外資系企業
●海外営業
●海外事業開発
●商社
●ビジネスコーディネーター
●貿易事務
コースの目的

世界30の国と地域からのクラスメイトと切磋琢磨し、戦略的思考力を身につけよう。
コースの目的は、グローバルな視野に立って戦略や戦術を考えることのできるビジネスパーソンを育てることです。就職、起業、どの進路を選ぶにしても、ビジネスの基礎知識や専門性を駆使して問題を解決に導く思考力は必要です。授業では双方向のコミュニケーションを大切にし、教科書の他に身近な事例を用いて自ら考えてディスカッションしていきます。30の国と地域からのクラスメイトと日々切磋琢磨していくことは、人間力の向上にもつながります。自分の夢を実現したいと思っている方の入学を心からお待ちしています。
講師紹介

忍足 祐之 先生
グローバルビジネスコース コース長
経営戦略/会計・財務/マーケティング 担当
早稲田大学第一文学部英文科卒、慶応義塾大学大学院経営管理研究科卒。MBA取得。モービル石油(現エクソンモービル社)入社後、アメリカ、オーストラリア勤務。その後ドイツ系企業2社を含めて、人事部長としてキャリア教育に長く携わる。国内外の企業での勤務経験を生かし、国際ビジネス系科目の講師として教鞭を執る。
グローバルビジネスコース3つの柱

多国籍キャンパスと留学経験
30の国と地域からクラスメイトが集うTBL。多国籍の友人との交流を通じて、異文化理解やコミュニケーション力を養います。

ユニークな英語学習カリキュラム
英米英語にこだわらず、多様な文化背景の人とコミュニケーションできるグローバル・イングリッシュを身につけます。

経営戦略を学び、経営者目線を育む
企業で働くにせよ、起業を考えるにせよ、戦略的思考で業務にあたる経営感覚は大切です。自ら社会や会社に提言できる人材を育成します。
コースの流れ
このコースのメリット
2年次にセブ・シンガポールに留学をして、専門士とビジネスディプロマの2つの称号を取得できるプログラムが選択できます。このプログラムで卒業するとTOP-UPコースで最短3年で大学の卒業資格を取得することが可能です。
カリキュラム
▼ 科目紹介(一部)
経営戦略
グローバル化によって企業はどう影響を受け、どのような経営課題を抱えているのか?
これらをテーマに進められる授業の最大の特長は、企業を経営者目線で見ることができる起業家精神を養うこと。グローバルな視点でビジネスチャンスを理論的に発見できる戦略性と発想力を育成します。
イノベーション論
イノベーションによるビジネスの変化を学ぶ。
IT技術の革新により、デジタルと連動した新しいビジネスモデルが生まれています。この授業では新しいビジネスモデルを学ぶだけでなく、ビジネスモデルの変化による新しい組織論についても学びます。
グローバルビジネス環境論
様々な国の仲間と国際社会を考える。
異なる文化背景を持つクラスメイトの意見を聞きながら、国内外で起きている事象を多角的な視点で捉え、自分の考えを述べる能力を養います。
▼ 1年次の時間割(例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
1時限 8:50~10:20 |
経営戦略 | グローバルビジネス 環境論 |
簿記・会計論 | 経済学 | 一般英語 |
2時限 10:30~12:00 |
TOEIC®演習 | Entrepreneur 概論 | ビジネスマナー | ビジネス英語と コミュニケーション |
ビジネス実務 |
12:00~13:00 Lunch Time | |||||
3時限 13:00~14:30 |
文書理解 | ビジネスICT | ビジネス英語 | イノベーション論 | |
4時限 14:40~16:10 |
異文化 コミュニケーション |
キャリアデザイン |
※カリキュラム、時間割は授業内容を充実させるため変更する場合があります。
※授業は90分で1コマ、間に10分休憩です。
プロジェクト演習
業界知識を理解し、ワークショップ形式で課題解決・新規提案をまとめ、プレゼンテーション。
「プロジェクト演習」は、企業の経営者の方をお招きし、その業界について直接企業の方から学びます。その過程で、学生ならではの視点で業界や企業の課題を見つけ、その課題解決方法や、新規プロジェクトとしての商品開発をワークショップ形式でディスカッションしながら一年をかけてまとめていきます。そして、最終的に企業の方をお招きし、自らまとめた企画をプレゼンテーションします。企業の方に認められれば本格的な商品として採用され、実際に市場に出て販売されることもあります。
業界の現状を把握し、解決策を模索し、課題を克服した新たな商品として企業に提案します。企業と連携した実践的な学びで、コミュニケーション力を活かして自らのビジネス力を磨きます。

担当教員メッセージ

新井 美佐雄 先生
プロジェクト演習 担当
業界で起きている事例をフィードバック実社会の流れに沿った起業プロセスを実践的に学ぶ。
授業は会社設立について具体的かつ実践的に身につくように工夫しています。
前期の授業は、設立に必要な知識を身につけていただくために、民法、商法(主に会社法)などの法律的なことから学び、会社を作った後に必要となる会計、財務、税金などを学びます。授業は相談があった事例や、社会の動きなどを紹介しながら、皆さんと一緒に考えていきます。後期はグループワークを中心に、どんな会社を作るのかワークショップ形式で検討していきます。そこに時間を費やし、しっかりディスカッションすることで、具体的なビジョンが描けます。最後に自分の理想とする会社を皆の前でプレゼンテーションし、全員で共有します。
TBLの学生は海外貿易や、起業したいと考える方も多いです。よって、授業も演習も英語と日本語とのハイブリッドで行っていきます。
会社を立ち上げることは理論上難しくないのですが、会社を運営していくと困難に直面することも多いです。これを乗り越えることで精神的に成長していただき、会社を繁栄させていってもらいたいです。この授業では、私からそれらを支える考え方を提供します。
グローバルビジネス環境論
様々な国の留学生と各国のマーケティング事情を学べるから、よりリアルに、より具体的に理解できる。
「グローバルビジネス環境論」の授業では、各々の学生が母国の注目度の高い企業について事前にリサーチし、その事業内容やマーケティング手法を授業の中紹介します。現実社会で今現在行われている様々な国の事例を日本や母国のケースと比較しながら考えることで、新たなビジネスチャンスを発見する力を身につけます。
また学生達は授業で学んだマーケティング理論を活かして、実際に企画書を作成するなど、実社会で使えるスキルを身につけます。


小川 一幸 先生
グローバルビジネス環境論 担当
日本で、世界で、「モノ」「サービス 」を最適に販売するための概念や仕組みを学ぶ。
マーケティングは、「モノ」や「サービス」を販売する最適な方法を調査研究するものです。インターネットやテクノロジーの進化に伴い、マーケティングの概念や仕組み自体が大きく変化しています。授業では、グローバルビジネスの背骨ともいえる、その日々刻々と進化を続けるマーケティング手法を理解するために、ベーシックな理論を基に授業を展開しています。授業導入では、前週に指名をした数名の学生が担当する「マーケティングトピックス」の発表を行っています。日本国内に限らず、世界中のマーケティング事情について調査した内容をプレゼンテーションします。他国のマーケティングや文化の違いなどを知ることができ、興味深く取り組んでいます。ヨーロッパからの留学生が、日本国内ではまだ販売されていない自国の食品を持参し、その商品の世界展開を話しながら試食をさせてくれたこともありました。このように様々な国と地域の学生達が異文化とふれあう中でグローバルなビジネス手法を積極的に吸収しています。これほど多くの国の学生と共に学べる環境は他に類を見ません。グローバルなビジネスをお考えの皆さんには、最適の環境だと思います。TBL の学生達には、日本国内の「モノ」「サービス」を世界に発信し、海外の「モノ」「サービス」を日本国内に提供する、まさにグローバルビジネスパーソンになってほしいと願っています。
企業からの期待

中田 昌孝 氏
株式会社ザイマックス
専務執行役員
グローバル視点をもったマネジメント育成に期待しています。
企業にとって大切な経営資源であるオフィスや店舗の環境を最適化するファシリティマネジメントや、ホテル事業のオペレーションにおいてもグローバル人材の雇用が進んでいます。
急速に少子高齢化が進む日本において、グローバル人材の登用はその業態、職域ともに拡大基調でありましたが、コロナ禍により様々なことが不連続になり、ヒトやモノの往来が制限される一方、国際社会において日本がどういう役割を果たしていくのか?ということがより問われる時代となっています。
そういう環境下だからこそ、様々な多様性を受容し、グローバルな視野でリーダーシップを取れるマネージャーの育成は会社にとっても、社会にとっても急務であります。世界中から学生が集まる国際的な学習環境は、これからの社会に必要な教育を行うために適していると考えます。
このような状況を背景にザイマックスグループでは実際の不動産マネジメントの現場からビジネスを学べるよう、カリキュラム開発や授業としてのインターンシップ実施などに関するアドバイザーとしてTBLと提携しています。
卒業生インタビュー

眞壁 大二朗 さん
株式会社アーシャルデザイン
勤務
日本
グローバルビジネスコース
TBLで培った学びが成長にも活かされます。
私は、ビジネスを学びたかったこと、ゆくゆくは海外の大学で学びたかったことから、TBLに入学しました。TBLでは、異文化コミュニケーションや経営戦略などを通して、幅広くビジネスを学ぶことができました。様々な国の文化を、その国の人達から直接聞ける環境は、本当に貴重で勉強になりました。私は、在学中と卒業後の2回留学を経験しましたが、TBLは幅広い選択肢を与えてくれる環境です。夢や熱意のあふれるみなさんに、ぜひこのチャンスを掴み取って、壁をぶち破って欲しいと思います。現在はスポーツビジネス関連の企業でエンジニアとしてアプリやシステムの開発に携わっています。裁量が大きいプロジェクトを任されているので、毎日が楽しいですし、知識が滝のように流れてくるような環境のため、日々成長を実感しています。TBLで培った自ら勉強するという習慣を活かし、これからも成長を続けていきたいと思っています。