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ホスピタリティ・ビジネスコース

現場で必要な英語も使いながら学ぶホスピタリティ、新しいビジネスを提案できる⼒を育む。

⽇本の観光資源は世界で⾼く評価され、インバウンド、地⽅創⽣は⾰新的なサービス提供により、将来にわたって成⻑が期待されるビジネス分野です。⼀定のホスピタリティとビジネスの知識を⾝につけた上で、業界で⼈材が不⾜しているデジタルを活⽤した企画・提案⼒、また多国籍な学習環境で本物の異⽂化コミュニケーションができる⼈材を輩出します。

目指せる職業(業種・職種)

ホテル

イベントプランナー

旅客・空港業務

大使館

ツアープランナー

都市・地域開発

コースの目的

国内外のホスピタリティの現場で即戦⼒となる教養と知識を⾝につけよう。

ホスピタリティというと、ホテルの接客や旅⾏サービスなどを思い浮かべる⼈が多いかもしれません。しかし、ホスピタリティは今あらゆる業界で必要とされています。⽇本のホスピタリティ産業には、今後⼤きな可能性があります。ホスピタリティにイノベーションを併せることで、海外からもニーズのある⼤きなビジネス市場になるでしょう。宿泊業、観光業、外⾷産業だけでなく、インバウンド業界、イベント業界など幅広い分野で期待されています。ホスピタリティをしっかりとビジネス化できて、即戦⼒として働ける⼈材になるためのスキルを⾝につけます。時代のニーズを予測し様々なアイデアをカタチにして、集客を主体的に⾏える⼈材が求められています。

講師紹介

島田 昭仁 氏
東京ビジネス外語カレッジ 教務部長

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻(大方潤一郎・小泉秀樹研究室)修了。工学博士。日本都市計画学会、日本地域社会学会、日本環境社会学会等に所属。住民の合意形成が専門。長年にわたり地方再生や中心市街地活性化をテーマに研究者として、また国や地方自治体のコンサルタントとして、理論を実装する実践の道を歩んできた。

ホスピタリティ・ビジネスコース3つの柱

サービス産業で即戦力となる授業

自分では気がつかなかった欲求が「見えるかたち」で提供されたとき、お客様は心から感動し、「また来たい」と思ってくれます。様々な現場体験での気づきを通して、求めるものを見えるかたちで提供する力を身につけます。

経営戦略を学び、課題解決力を

直接お客と接するにせよ、プランニングを担うにも、戦略的思考で業務にあたる経営感覚は大切です。ビジネスの本質を体系的に学び、自ら社会や会社に提言できる人材を育成します。

世界中から留学生が集うキャンパス

英語力を幅広く評価するテストTOEIC®の対策を4技能すべてで行い、現場で必要な英語も使いながらホスピタリティを学びます。クラス・友人との交流を通じて、本物の異文化理解・コミュニケーション力が身につきます。

コースの流れ

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※スケジュールは2023年度の予定です。

このコースのメリット
希望者が全員参加できる単位認定留学(語学留学・海外インターンシップ)があります。

目指す資格
● TCSA インバウンド検定 ● インバウンド実務主任者 ● 観光プランナー ● 観光士 ● 観光コーディネーター ● ホテル・マネジメント技能検定 ● アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ ● マナー・プロトコール検定2級 ● TOEIC®Listening & Reading ● TOEIC®Speaking & Writing ● 実用英語技能検定2級 ● IELTS / TOEFL®(留学希望者のみ) ● JLPT(日本語能力試験) ● J.TEST(実用日本語検定) ● JPET(駿台日本語能力評価試験)

カリキュラム

▼ 科目紹介(一部)

Practical English

サービス業に特化した英語を学ぶ。
空港や観光地での通訳、観光地のガイド、ゲストとのメールやチャットでのやり取り、クレーム対応などに関する英語を学び、主に発信するスキルを実践的に磨きます。

 

サスティナビリティとビジネス

ビジネスで持続可能な未来を考える。
地域住民が観光地としての本来の豊かさを感じられる「サスティナブルツーリズム」のあり方を2年生で学びます。1年生ではその基本となる持続可能なビジネスの考え方を学びます。

 

ホスピタリティ概論

ホスピタリティの基礎を体系的に身につける。
「ホスピタリティ」とは何か、なぜ企業や社会でホスピタリティが求められるのかを学び、具体的にコミュニケーションで実践できるよう演習します。

 

日本文化資源とまちづくり

観光資源としての日本文化を学ぶ。
日本は観光資源の宝庫と言われていますが、世界に知られていない場所が数多くあります。それらの文化資源に気づき理解することからビジネスを着想することを学びます。

▼ 1年次の時間割(例)

1時限
8:50~10:20
ビジネス
マナー
情報
リテラシー
TOEIC® マネー
マネジメント
2時限
10:30~12:00
キャリア
デザイン
ホスピタリティ
概論
Practical
English
マーケティング
12:00~13:00 Lunch Time
3時限
13:00~14:30
サスティナビリティと
ビジネス
コミュニケーション
理論
地球の
アジェンダ
観光・ホスピタリティと
ビジネス
4時限
14:40~16:10
行動経営学 プレゼンテーション
演習
Grammar
and
Vocabulary
外国語
試験対策

※カリキュラム、時間割は授業内容を充実させるため変更する場合があります。

※授業は90分で1コマ、間に10分休憩です。

PICK UP 授業

サスティナブルツーリズム/
産学連携特別プログラム

ホスピタリティとSDGs への取り組みで、未来をデザインする。

TBL では、私たちのコミュニティや観光のこれからと「環境・社会・経済」の持続可能性について、企業や地域の方々と連携し、実際に街や人に触れることを通じて考え、課題解決の提案に取り組みます。ホスピタリティとSDGs への取り組みを推進する、名鉄観光サービス株式会社と西武鉄道株式会社の協力のもと、産学連携特別プログラムで特別講義→フィールドワーク→プレゼンテーションの授業を行いました。
名鉄観光サービス株式会社とのプログラムではSDGs 未来都市としまの魅力を、街歩きを通じて発見し、新しい池袋観光ツアーのプレゼンテーションを行いました。また、西武鉄道株式会社とのプログラムでは西武池袋線をめぐり、多文化共生につながるよりよい街づくりの事例を考察、外国人留学生の目線で「留学生にとって選ばれる街・駅とはなにか?」をテーマにプレゼンテーションを行いました。

※プログラムの内容や開催時期、連携先企業などは年度によって変わる場合があります。

観光・ホスピタリティとビジネス

企業や現場の一線で働いているビジネスパーソンと連携し、ホスピタリティを学び考える授業です。その一環として、現役プロによるホスピタリティ講義を実施しています。ゲスト講師としては、空港アテンダント、豪華客船の船長などツーリズムの現場からのみならず、ホスピタリティを必要としている保育の現場や、マンガ・アニメの作成現場からもお招きしています。またグループワークを行い、チームワークを通して自分の伝えたいことを表現することを学びます。例えば、訪日外国人を増やすための企画をプレゼンテーションする授業では、ターゲットにする国やその国の文化、訪日事情などを調査分析し、ターゲットに合わせた旅行企画の提案まで行います。様々な国・地域の文化理解しながらホスピタリティとビジネスを学ぶのが当授業の特長です。

Practical English

TBLの英語授業は、コミュニケーションを重視した授業が中心です。この授業では、スピーキングとリスニングのスキルを習得することを重視しています。自然な英会話を聞き取って理解でき、発音できることを目標としています。クラスは習熟度別に分かれており、ネイティブの講師が中心になって授業を行うので、英語で聞き、話す機会が非常に多いのが特長です。また、スピーキング力向上の一環として、ネイティブ講師との1対1の面談も可能です。他の学生を気にせず、自分の課題を発見しながら「スピーキング」練習ができます。

福島 ジェニー 先生
Practical English / Business English 担当

担当教員メッセージ

Developing a new perspective to reach great potential.
Everyone has experienced the need for personal growth at some point. Plenty of things prompt this, such as a major life transition, a new professional challenge, learning a new language or simply the desire to evolve as a person. These desires are common because this the way how human evolve. If you’re aiming personal growth, the simple word to say is to “CHANGE”. Change can be viewed in a different perspective. It might be easy to think but hard to manifest in life. Change means to grow. In order to grow it requires process from fundamental to the next level, and undertaking the process of change is a challenge. Challenge requires effort and perseverance. As an educator I also adapt changes the way how I teach by applying cognitive principles combining practical and scientific approach. In the field of my profession, teaching students from different cultures in a different level of ability is a complex skill, and pedagogy is something that takes considerable effort to master; explanatory, interpersonal and conflict resolution skills all need to be in top working order.

Learning is a heavily context based process. Most likely, we consider learning a new skill while learning a new language are equally difficult to develop, but it’s not always true. The truth is our mind set and mentality make things difficult. The way how we process ideas affect and reflect the way we are. At some point, our mind will hinder us to go into the right process for progress and we are being controlled the way we think. Imagine watching a movie at home with your Blu-ray. If you skip straight to the ending part, you will miss the essential and the climax part of the story. As a result it will be confusing, incomprehensible and even pointless. It sounds very crucial and mundane to do and undergo the whole process in order to develop, however understanding the fundamental facts and principles are vital.
Practice makes perfect! Master it and own it!
I’m happy to welcome you in my class and discover the new you!

新コースへの期待

保坂 明彦 氏
(元)一般社団法人 日本旅協業協会

観光・ツーリズム産業業界からの熱い期待。
コロナ(Covid-19)の流行によって世界の旅行者数はこの三年間激減しましたが、わが国でも海外渡航者数は回復傾向に向かい始めました。今後はさらに海外旅行者数が増え、観光・ツーリズム産業にも以前のような活気が戻ることが予想されます。コロナの前まではとくにアジア太平洋地域では国際的な観光業界の専門人材の需要が急速に高まっていました。二年後には再び同水準まで需要が高まることでしょう。TBLでは2024年にホスピタリティ・ビジネスコースを開し、国際的なツーリズムに関する観光プロバイダーや、マーケティング・コンサルタント会社、DMO(観光地域づくり法人)や地方創生に関わるキャリアを志望している若者を育成すると聞きました。2025年以降を見据えた教育改革だと評価するとともに、観光・ツーリズム業界や地方自治体から多くの期待が寄せられることとなると思います。

ホスピタリティ・ビジネスコース卒業後、海外大学に編入する「2+2」コース