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英語ホスピタリティコース

国内外で活躍するグローバルなおもてなし人材へ。

英語ホスピタリティコースは、ネイティブ講師を中心とした英語の基本となる4技能(読む、書く、聞く、話す)を高める授業を展開し、ホスピタリティ分野で活躍するために必要な専門性の高い英語力と知識を身につけていきます。世界中からのクラスメイト達と一緒にアウトプットを意識した学習を進め、インターンシップなどを通じて、観光・サービス分野での就職や海外留学を目指します。

コースの目的

Global English The International Language

Business English is the general term used for English related to international commerce, finance and industry. In the global environment, it has become common for non-native English speakers to study business English as a specific tool, with the aim of interacting with English-speaking countries, or with companies that use English as a shared language. In this atmosphere, business English is what one is required of in order to join, communicate and compete in the international market. This is why the importance of good business English can no longer be underestimated in the age of the new global business market.

The English language is currently estimated as the third largest mother tongue in the world. However, it is unquestionably the first and most popular second-language. In fact, most of the information that circulates in our world–mail, radio, cable, internet, etc.–is in English. This language has become the working language or bridge language of our time. There is even a specific rubric for Language Skills in any standard résumé template, with the level of English generally being what is examined. This dominance plays a part in the wide range of effects of what is called globalization.

As a purpose-specific tool, the central goals of business English is to carry the message across and to reach agreement. This is why it demands a business-oriented English vocabulary and a bunch of skills. These skills can include English letter writing, delivering presentations, negotiating or plain small-talk. With this in mind, such skills are already considered to be a prerequisite of modern-day international cooperation, and an important key for global business.

TBL is your Business English College…we got you covered.

講師紹介

Fred Ramos 先生
Customer Communication Skillsほか担当

アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカでは航空業界の物流マネージャーを経験。来日して小中高生の英語指導や英語のビジネスコミュニケーション力養成指導で社会人教育に携わる。教育では“ perseverance( 辛抱強さ)”を大切にしている。現在、学校外でも英語スピーチコンテストで司会を担当することもあり、英語教育推進に貢献している。

英語ホスピタリティコース3つの柱

デジタルシフトによる
オンラインメディアも取り入れた授業

従来の教材のほかデジタルシフトによるオンラインメディア教材も使用します。授業で使っているテキストと連動しており、自宅での予習・復習にも最適。英語をより自分のペースで習得できるよう進めます。

多国籍キャンパスと留学経験

TBLには世界中から留学生が集います。欧米の提携留学先で学ぶときも多国籍なクラス編成になります。クラスに集う多国籍の友人との交流を通じて、自然に異文化理解が深まります。

即戦力となる
コミュニケーションスキルを学ぶ

社会に出てすぐ活かすことができるコミュニケーション能力を身につけます。また英語力を幅広く評価する世界共通のテスト、TOEIC®の対策を4技能すべてで行い、英語でコミュニケーションをとるスキルを身につけます。

コースの流れ

※スケジュールは2022年度の予定です。

このコースのメリット
希望者が全員参加できる単位認定留学(語学留学・海外インターンシップ)があります。

目指す資格

● TOEIC®Listening & Reading ● TOEIC®Speaking & Writing ● 実用英語技能検定2級 ● ビジネス実務マナー検定2級 ● サービス接遇検定2級 ● マナー・プロトコール検定2級 ● アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ ● 秘書技能検定2級 ● ビジネス能力検定ジョブパス2級 ● IELTS / TOEFL®(留学希望者のみ) ● JLPT(日本語能力試験) ● J.TEST(実用日本語検定) ● JPET(駿台日本語能力評価試験)

カリキュラム

▼ 科目紹介(一部)

Customer Communication Skills(1年次)

サービス業に特化した英語を学ぶ。
空港や観光地での通訳、観光地のガイド、ゲストとのメールやチャットでのやり取り、クレーム対応などに関する英語を学び、主に発信するスキルを実践的に磨きます。

 

Customer Communication Skills(2年次)

英語で世界の観光に触れ、アイデアを共有する。
お客様へのコミュニケーションはもちろんのこと、世界の観光地の魅力を調べてクラスで共有したり、ツアーの企画やサービス向上プランの計画を発表するなど、より現実のビジネスに近い内容を学びます。

※授業内容と進度は履修するクラスのレベルによって異なります。

 

Introduction to Hospitality(1年次)

ホスピタリティの基礎を体系的に身につける。
「ホスピタリティ」とは何か、なぜ企業や社会でホスピタリティが求められるのかを学び、具体的にコミュニケーションで実践できるよう演習します。

 

Sustainable Tourism(2年次)

持続可能な環境・社会・経済とホスピタリティを考える。
ホスピタリティで私たちの暮らす地域や観光へどのような貢献ができるか、企業や社会、世界が行っているSDGs への取り組みに触れ、様々なバックグラウンドの仲間とともに学びます。

▼ 1年次の時間割(例)

1時限
8:50~10:20
Hospitality and
Tourism Management
Customer
Communication
Skills
2時限
10:30~12:00
TOEIC® 文書理解 Introduction
to Hospitality
English
Communication
Strategies
キャリアデザイン
12:00~13:00
Lunch Time
3時限
13:00~14:30
ビジネスマナー 通訳演習 Customer
Communication
Skills
ビジネスICT Intensive English
4時限
14:40~16:10
ビジネス実務 通訳演習 異文化コミュニケーション

※カリキュラム、時間割は授業内容を充実させるため変更する場合があります。

※授業は90分で1コマ、間に10分休憩です。

PICK UP 授業

キャリアデザイン(企業交流会)

キャリアデザインの目的は、自分のライフキャリアを再確認し、職業体験を通じたキャリア形成をすることです。そのため、他者理解や自己理解を深め、自らの言葉で発言し、周囲のフィードバックを適切に受け止めることができるようになることを目標にしています。企業連携による実践的な教育の一環として、授業内で業界を代表する企業との交流会も開催しています。

産学連携スペシャル授業実施レポート

世界を代表する5つ星ホテル「シャングリ・ラ 東京」との企業交流会を開催しました。

Sustainable Tourism

ホスピタリティとSDGs への取り組みで、未来をデザインする授業です。
TBLでは、私たちのコミュニティや観光のこれからと「環境・社会・経済」の持続可能性について、企業や地域の方々と連携し、実際に街や人に触れることを通じて考え、課題解決の提案に取り組みます。

産学連携スペシャル授業実施レポート

ホスピタリティとSDGs への取り組みを推進する、名鉄観光サービス株式会社と西武鉄道株式会社の協力のもと、産学連携特別プログラムで特別講義→フィールドワーク→プレゼンテーションの授業を行いました。
名鉄観光サービス株式会社とのプログラムではSDGs 未来都市としまの魅力を、街歩きを通じて発見し、新しい池袋観光ツアーのプレゼンテーションを行いまし
た。また、西武鉄道株式会社とのプログラムでは西武池袋線をめぐり、多文化共生につながるよりよい街づくりの事例を考察、外国人留学生の目線で「留学生にとって選ばれる街・駅とはなにか?」をテーマにプレゼンテーションを行いました。

※プログラムの内容や開催時期、連携先企業などは年度によって変わる場合があります。

Hospitality and Tourism Management

企業と連携し、英語でホスピタリティを学び考える授業です。
英語をコミュニケーションツールとし、多くの時間をかけ情報収集をして分析し、グループワークを行い、チームで考えた企画を表現することに重点をおいています。自分の伝えたいことや意見を英語で表現するため、能動的に英語を学べます。例えば、旅行会社に訪日外国人を増やすための企画をプレゼンテ―ションする授業では、ターゲットにする国やその国の文化、訪日事情などを調査分析し、ターゲットに合わせた旅行企画などの提案まで行います。様々な国・地域の文化理解にもなり、英語でホスピタリティを主体的に考え発信する英語ホスピタリティコースの特長的な授業です。

English Communication Strategies

TBLの英語授業は、コミュニケーションを重視した授業が中心です。この授業では、スピーキングとリスニングのスキルを習得することを重視しています。自然な英会話を聞き取って理解でき、発音できることを目標としています。クラスは習熟度別に分かれており、ネイティブの講師が中心になって授業を行うので、英語で聞き、話す機会が非常に多いのが特長です。また、スピーキング力向上の一環として、ネイティブ講師との1 対1 の面談も可能です。他の学生を気にせず、自分の課題を発見しながら「スピーキング」練習ができます。

担当教員メッセージ

福島 ジェニー 先生
Hospitality and Tourism Management /
English Communication Strategies /
Customer Communication Skills /
Business English 担当

Developing a new perspective to reach great potential.
Everyone has experienced the need for personal growth at some point. Plenty of things prompt this, such as a major life transition, a new professional challenge, learning a new language or simply the desire to evolve as a person. These desires are common because this the way how human evolve. If you’re aiming personal growth, the simple word to say is to “CHANGE”. Change can be viewed in a different perspective. It might be easy to think but hard to manifest in life. Change means to grow. In order to grow it requires process from fundamental to the next level, and undertaking the process of change is a challenge. Challenge requires effort and perseverance. As an educator I also adapt changes the way how I teach by applying cognitive principles combining practical and scientific approach. In the field of my profession, teaching students from different cultures in a different level of ability is a complex skill, and pedagogy is something that takes considerable effort to master; explanatory, interpersonal and conflict
resolution skills all need to be in top working order.

Learning is a heavily context based process. Most likely, we consider learning a new skill while learning a new language are equally difficult to develop, but it’s not always true. The truth is our mind set and mentality make things difficult. The way how we process ideas affect and reflect the way we are. At some point, our mind will hinder us to go into the right process for progress and we are being controlled the way we think. Imagine watching a movie at home with your Blu-ray. If you skip straight to the ending part, you will miss the essential and the climax part of the story. As a result it will be confusing, incomprehensible and even pointless. It sounds very crucial and mundane to do and undergo the whole process in order to develop, however understanding the fundamental facts and principles are vital.
Practice makes perfect! Master it and own it!
I’m happy to welcome you in my class and discover the new you!

企業からの期待

物流はなくてはならないエッセンシャルビジネス!
Face to Faceのコミュニケーションが大切です。

近鉄コスモスの親会社である株式会社近鉄エクスプレスは、世界トップクラスの国際総合物流企業です。「物流はエッセンシャルビジネス」と言われ、「なくてはならないもの」として注目度が上がっており、物流業界に興味を持っている人も増えています。
近鉄コスモスは、総合人材サービス、ロジスティクスサービスを軸に「事務BPO」「作業BPO」「梱包事業」「派遣事業」「施設管理事業」「保険代理店事業」「総合サービス事業」「イベント物流」という8つの事業を展開しています。そのため、様々な業務を経験しながらキャリアアップすることができます。
物流は現場でモノを動かしていかなければならない仕事です。人と関わる業務が多く、「人の力」が重要なので人材育成に力を入れており、入社前に内定者懇談会や職場見学会、入社後に各種階層別研修や管理部による面談を実施しています。また、講座を修了すれば受講料の8割を会社が負担する自己啓発プログラムを開講しています。
物流の現場では、人と人とのつながりがないとモノは動かせません。ITの進化に伴い、SNSなどで色々な人とつながることも増えていますが、それだけでなく、直接人と会話して、自分の思いや考えを伝えることが必要です。ITは発達しても仕事はそれだけでは進まないので、Face to Faceのコミュニケーションを大切にしてください。

※BPO・・・Business Process Outsourcingの略。
企業の業務を外部の専門的な企業に委託すること。

株式会社近鉄コスモス
経営企画部
鉾田拓朗氏・澤田絢子氏・緑川美果氏・田端大介氏

平澤 真咲 氏
株式会社近鉄・都ホテルズ
シェラトン都ホテル東京
運営管理部 人事総務

社会で輝くために若いあなたへ期待すること。
シェラトン都ホテル東京は、ご利用いただく全てのお客様にご満足いただくため、全従業員が心のこもったサービスのご提供に努めております。そのために必要なことは、人とのつながりを大切にすることです。従業員同士が思いやることで笑顔のあふれる職場づくりを目指しています。人とのつながりが希薄になりつつある世の中ですが、だからこそホテル業の社会的価値は大きくなります。
学生である皆様は、これまでに積み上げてきた人とのつながりや、新たな出会いをかけがえのないものだと実感し、常に相手を思いやる気持ちを忘れないでください。そして、皆様が取得した英語力と知識はこの先、お客様や従業員を助ける大きな力になります。コロナ禍の厳しい状況に屈することなく、自身を磨き上げ、お互いに尊敬し助け合うことのできる素敵な社会人になることを期待します。

卒業生インタビュー

辻村 昂平 さん
パスウェイ株式会社 勤務
日本
英語ホスピタリティコース 卒業

異文化を理解し、価値観を育んだ2年間。
留学生と一緒に学んで視野を広めたいと思っていた私にとって、TBLは最高の環境でした。多国籍の友達と会話をしながら各国の文化や価値観を知ることができましたし、イギリスとハンガリーに留学したことで、さらに視野が広がりました。語学への興味・関心もさらに高めることができましたし、自分自身の価値観も育まれたように思います。私にとってTBLで学んだ2年間は、人生のターニングポイントとも言うべき時期です。
現在は、仕事で子ども英会話教室を担当しています。私が多くのことをTBLで学んだように、子どもたちにも語学を学ぶ楽しさや、世界中の人々と関わりながら異文化を知る楽しさを伝えていけたらと思っています。

英語ホスピタリティコース卒業後、海外大学に編入する「2+2」コース