とうふ屋うかい亭見学

TBL
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イベント内容

TBLの日中医療通訳コースの1年生16名で「とうふ屋うかい亭」に行きました。

そこで、日本の和食文化やマナーについて学び、「うかい亭」で働く中国出身の方に「日本で働く」ことについてお話を聞きました。(この「うかい亭」グループには、TBLの卒業生が就職して今も働いているので、今回訪問することになりました)

とうふ屋うかい亭

事前に、和食の会席料理の食べ方を動画で学んだり、中華料理とのマナーの違いについて調べたりしました。

また、「うかい亭」グループは飲食業ですが「技術・人文知識・国際業務」の分野で就職することができます。

飲食店でもビザの種類に違いがあることを、キャリアの授業で学びました。

東京タワーの真下にあり、周囲は観光客が写真を撮りに来ていました。

中に入ると不思議と周囲のビルは見えなくなり自然の中に東京タワーだけが見えます。

館内には様々な日本の美を感じるものが展示されています。中国出身のスタッフが丁寧に説明してくれました。

建物の中

懐石料理の食べ方を、一つ一つ丁寧に説明してくれました。また、日本の高級和食料理店で働くことや、中国での仕事との違いについても話してくれました。

丁寧にご説明いただきました

感想

今回は、TBLの卒業生が働いているご縁で、普段は入れない厨房(キッチン)も見せてもらいました。

厨房の中には、料理を作るスタッフだけでなく、スーツを着て各部屋の担当からの連絡を受けて指示を出している人もいました。食事する場所が静かだったのに対して、厨房はとても活気がありました。

日本の懐石料理店に予約して行く機会はあまりないので、学生たちはとても喜んでいました。和食が口に合うか心配していましたが、外国人観光客が多いお店のためか、ほとんどの料理を美味しいと感じて食べていました。

懐石料理では蓋の置き方などに戸惑う場面もありましたが、丁寧に教えてもらって和食の食べ方の基本を学びました。自信がついた学生は、「次回は両親を連れて来て教えてあげたい」と話していました。

また、このような伝統的な和食料理店でも外国人スタッフが働いている姿を見て、自分の将来のキャリアについても考えるきっかけになりました。うかい亭のように大きな会社の場合、「技術・人文知識・国際業務」のビザを取得できることを知り、会社の規模とビザの関係についても学ぶ機会となりました。