先日11月29日に、卒業生の寺崎さんが来校してくれました!
寺崎さんは今年3月にTBLのグローバルビジネスコース留学クラスを卒業し、6月からシンガポールのManagement Development Institute of Singapore (MDIS)で開講しているBachelor in Business and Marketingというコースで学んでいます。
このコースは約1年間のコースで、修了すると英国国立サンダーランド大学より学士号(大学卒業時に付与される学位)を付与されます。
TBLでは、このプログラムを「1+1+1 」と呼んでいるのですが、なんとTBL(1年、1年次)+MDIS(1年、2年次)+MDIS(1年)の合計3年で海外大学の学士号がとれてしまうという、お金も時間も節約できる驚異のプログラムなんです。
気になる内容ですが。。。
■戦略的マネージメント
■プロジェクトマネージメント
■マーケティング戦略
■e-マーケティング戦略
■消費者心理学
■戦略的統合マーケティングコミュニケーション
以上6科目を勉強しますが、ピンとこない方のために課題の内容を聞いたので、ご紹介したいと思います!
課題1:セパタクローの大会運営をいかにしたらよいか?
みなさん、セパタクローってご存知ですか?(お恥ずかしいことに、私は知りませんでした。。。)
「セパ」はマレー語で「蹴る」を意味し、「タクロー」はタイ語でボールを意味するとか。
バレーボールとサッカーを融合したようなスポーツで、9世紀の昔から東南アジアの各国各地で伝えられたそうです。
そのセパタクローの大会をどう運営するかについてガントチャートという表を使いながら考え、レポートにまとめる課題ということでした。
予算やある程度の条件が与えられ、その条件に見合うよう審判の手配、コートの手配などの計画を立てます。
ちなみに、ガントチャートとは、プロジェクト管理や生産管理に利用される工程管理用の表を指し、作業計画の進捗状況を
視覚的に管理するために用いられる棒グラフ状の表です。
課題2:シンガポールのホテルを1つ選んで、今後の運営について提案
以前のブログにも出てきたSWOT分析という手法を用いて、自分が選んだホテルについて分析をします。
その後、その分析をもとに、今後どのような戦略を持ってホテルを運営したらよいかという点について
予算や具体的アクション、スケジュールなども加味しながら提案をレポートにまとめます。
どちらの課題も現実に即した課題なので、難しそうではありますが、自分の立てたプランが現実になるのはおもしろそうだと思いませんか。
寺崎さんも今回こういった勉強をしてみて、将来企画などの仕事をしたいと思うようになったそうです。
今回寺崎さんに授業の様子などもお聞きしたのですが、現在コースに日本人は一人で、地元のシンガポール人やベトナム人の学生など様々な学生と一緒に学んでいるそうです。意識の高い学生が多いので、一緒に学ぶことで大いに刺激をうけるそうですよ。しかも、クラスメートだけでなく、その知人などに交友ネットワークが広がり、企業で日本語の翻訳をお手伝いする機会などにも恵まれたそうです。今回お話を聞いて、充実した留学生活を送っている様子が感じられました。巣立った卒業生がその後もがんばっている姿を見るのは本当にうれしいことです。
ちなみに、今回寺崎さんは学期間のお休み期間を利用して、一時帰国しており、その合間にふらっと立ち寄ってくれました。
TBLが卒業生にとって、卒業してもふらっと立ち寄れる存在であるというのも嬉しいですね!
