日本のみならず世界のデジタル市場で活躍できる専門性と創造性を身につけた人材を育成している東京ビジネス外語カレッジ(略称TBL)の「デジタル・ビジネスコース」。今回は、シェアリングエコノミー協会の法人会員部長である牧島弘樹さんの授業を紹介します。
シェアリングエコノミーとは、何でしょうか?シェアリングエコノミーは、インターネットを使って、自分が持っているものやできることを他の人と共有したり、他の人が持っているものやできることを借りたり貸したりすることです。

例えば、自分の家や部屋を旅行者に貸したり、自分の車や自転車を近所の人に貸したり、自分の趣味やスキルを教えたり、他の人の趣味やスキルを学んだりすることができます。
シェアリングエコノミーは、自分が必要なときに必要なだけ使えるというメリットがあります。また、お金を節約したり、新しい人と出会ったり、自分の持っているものやできることを活かしたりすることもできます。さらに、シェアリングエコノミーは、環境にも優しいと言われています。なぜなら、シェアリングエコノミーでは、モノを所有する必要がないからです。モノを所有すると、そのモノを作るために資源やエネルギーを使ったり、そのモノを捨てるときにゴミや排出物を出したりすることになります。しかし、シェアリングエコノミーでは、モノを共有することで、そのモノの使用効率を高めたり、そのモノの寿命を延ばしたりすることができます。そうすると、資源やエネルギーの消費やゴミや排出物の発生を減らすことができます。

シェアリングエコノミーのサービスは、大きく分けて、お金、移動、スキル、空間、物の5つのカテゴリーに分類できます。お金のカテゴリーでは、クラウドファンディングというサービスがあります。クラウドファンディングとは、インターネットを通じて、自分のプロジェクトやビジネスに資金を集めたり、他の人のプロジェクトやビジネスに資金を提供したりすることです。
移動のカテゴリーでは、カーシェアリングやシェアサイクルというサービスがあります。カーシェアリングとは、インターネットを通じて、自分の車を他の人に貸したり、他の人の車を借りたりすることです。シェアサイクルとは、インターネットを通じて、自分の自転車を他の人に貸したり、他の人の自転車を借りたりすることです。

スキルのカテゴリーでは、クラウドソーシングと言って、自分の持っているデザインや翻訳、プログラミングなどの能力をそれを求めている企業や個人に提供するサービスが普及してきました。ココナラは自分の得意なことや趣味をインターネットを通じて他の人に教えたりする個人間のサービスに特徴があります。
airbnb は、インターネットを通じて 自分の家や部屋を旅行者の宿として提供したり、スペースマーケットというサービスでは、イベントやパーティ、撮影などにスペースを提供しています。
物のカテゴリーでは、モバイルバッテリーや楽器などのサービスがあります。モバイルバッテリーや楽器とは、インターネットを通じて、自分の持っているモバイルバッテリーや楽器を他の人に貸したり、他の人の持っているモバイルバッテリーや楽器を借りたりすることです。

これらのシェアリングエコノミーの普及と発展を目指しているのが、シェアリングエコノミー協会です。シェアリングエコノミー協会は、シェアリングエコノミーの事業者や関係者が集まる業界団体です。シェアリングエコノミー協会のビジョンは、シェアによる分かち合いと共生を前提としたサスティナブルな社会システムを作ることです。

シェアリングエコノミー協会代表理事 石山アンジュ 様
シェアリングエコノミー協会の理事や幹事には、シェアリングエコノミーのサービスを提供する企業の代表者や有名人が多く参加しており、注目されています。
たとえば、代表理事の 石山アンジュ 様は今や、テレビやマスコミでも大活躍されている方で、デジタル庁のシェアエコノミー伝道師でもあります。3年前には直接講義をいただきました。今年はテレビ等で大変お忙しく、教室には来られませんでしたが、二拠点生活のベースである大分の稲刈り現場からメッセージをいただきました。
シェアリングエコノミーは、私たちの生活に新しい選択肢と可能性をもたらすものです。シェアリングエコノミーに興味のある方は、ぜひシェアリングエコノミー協会の[公式サイト]や[YouTubeチャンネル]をチェックしてみてください。シェアリングエコノミーの世界に触れてみましょう。

ブログ監修者情報
居山 由彦
- ソニーでの10年(イギリス/オランダ6年、中国4年)に及ぶ海外経験と企業経営のキャリア
- 「よっしゃ!プランニング」代表