海外経験を積みたい!キャリアアップしたい!いろいろ世界を見てまわりたい!
留学を決意する理由は人それぞれだと思いますが、やはり大前提として皆さんが目的とするのは「世界共通語である英語を身につけたい!」ではないでしょうか?
このシリーズでは「留学先で自信をもって使える表現」ということにポイントを置いて、基本の基本の英会話を発信したいと思います。

・Would you like to leave a message?
(伝言をお伺いしましょうか?)
もともとWould you?は丁寧な言い方として使いますが、‘Would you like to ~’は、’~するのはいかがですか?‘、’~したいですか?‘という意味があります。
相手に動作を提案する時や、相手の意向を確認したい時に使うことが多い表現です。
助動詞wouldを文頭に使うことで丁寧な印象になります。
ビジネスシーンには最適な表現でしょう。

・May I take a message?
’take a message’で「伝言を承る」「伝言を預かる」という意味です。
「お名前を教えていただけますか?」
伝言を受けた後に、最初に名前を聞き取れていなかった場合は、「名前を伺ってもよろしいですか?」とここのタイミングで尋ねると自然かもしれません。
・May I have your name, please?
(お名前を伺ってもよろしいですか?)
直訳すると、「あなたの名前をもらっても構いませんか?→名前を伺ってもよろしいですか?」という尋ねる意味になります)

・Can I get your name?
(あなたの名前を教えてくれる?)
直訳すると「あなたの名前を得てもいい?→あなたの名前を教えてくれる?」というニュアンスになります。
Can I~?もMay I~?も相手に許可を求める表現ですが、どちらかといえば、’May I~?’ は、フォーマルシーンや目上の人と話す場合や、初対面の人などに許可を求めるような場面で使うほうがいいでしょう。
’Can I~?’ は、カジュアルな文体なので、家族や親しい友人、日常的に一緒に仕事をしている職場の同僚などの間柄で使ったほうがベターな表現だと言えます。
・What was your name again?
(もう一度お名前をいただけますか?)
相手の名前を忘れてしまった、聞き取れなかった場合など、とっさに尋ねる時に使うことができる表現です。
過去形で尋ねて、最後にagainを付けることがポイントです。

・Would you mind telling me your name?
(あなたのお名前をお伺いしてもよろしいですか?)
’Would you mind ~ing?’は直訳すると「~することが気になりますか?」という意味になります。
そこから転じて「~してもよろしいですか?」という丁寧な依頼の表現として使えます。
この場合、「あなたの名前を私に話すことを気にしますか?→あなたの名前をお伺いしてもよろしいですか?」というニュアンスになります。
フォーマルシーンでも問題なく使える表現の一つです
・Do you mind telling me your name?
このフレーズも、意味や丁寧さは”Would you mind ~ing?”と、ほとんど変わらないので、この表現を使うこともできます。
「折り返し電話するよう伝えましょうか?」
相手側が折り返しの電話が必要かどうかわからない場合、このように尋ねてみるといいと思います。
・Should I get him/her to call you back?
(折り返し電話するよう申し伝えましょうか?)
直訳すると「私は彼/彼女にあなたに電話をかけなおしてもらったほうがいでしょうか?」→「折り返し電話するよう申し伝えましょうか?」という意味になります。
get +人+to 不定詞で「人に~をしてもらう」という使役表現として使われています。

・Would you like me to tell him/her to call you?
(彼/彼女に電話するようお伝えしましょうか?)
Would you like me to ~は「あなたは私に~して欲しいですか?→~しましょうか?」という意味になります。
・Do you want him/her to call you back?
(彼/彼女に電話するよう伝えましょうか?)
直訳すると「あなたは彼/彼女に折り返しの電話をすることを欲していますか?」→「彼/彼女に電話するよう伝えましょうか?」となります。
上記よりも少しカジュアルな表現です。
「電話番号を伝えましょうか? 」
不在者が相手の電話番号を知っているかわからない場合もありますよね。
その場合「電話番号は?」と直接的な表現で尋ねてしまうこともよくやりがちです。
その場合でもちょっとした工夫をして聞いてみましょう!
・Would you like to leave your number?
(あなたの電話番号を伝えましょうか?)
このWould you like to~の表現は先に説明しましたが、提案や確認のニュアンスがありますので、「あなたの電話番号を伝えましょうか?」という意味になります。

・What’s your number?
(あなたの電話番号は何?)
とても直接的な表現になります。
言い方によっては、大変無愛想で失礼な物言いになるので注意が必要です。
改まったフォーマルやビジネスシーンでは使わないようにしたほうがいいでしょう。
・Does he/she have/know your number?
(彼/彼女はあなたの電話番号は存じ上げておりますか?)
これもよく電話のシーンで使われる表現です。
Your number の部分をyour address や、your email addressなど変えて使えば応用が利く表現ですね。

・I’ll make sure that he/she gets your number.
(必ずあなたの電話番号を彼/彼女に伝えます)
“make sure”は「確認する、必ず~する」という意味なので、直訳すると「必ず彼/彼女があなたの電話番号を得ることを確認します→必ず伝えます」というニュアンスになります。
“make sure”以降を変えれば、応用の効くフレーズです。
【これまでのフレーズを使った会話例】
A:Excuse me. Does Jane know your number?
(すみません、ジェーンは電話番号を存じ上げてますでしょうか?)
B:Well,,,I think that she will not.
(そうですね…知らないと思います。)
A:I see. May I have your number, please?
(そうなのですね。お電話番号をお伺いしてもよろしいでしょうか?)
B:Oh, Thank you very much. My number is 123-456-7890.
(ありがとう、番号は・・)
A:Thank you, I’ll make sure she gets your number.
(必ず彼女にお伝えしますね。)

まとめ
電話に出たらいきなり英語で話されて、何やら伝言をお願いされているようだと推察してみたものの、そのあとをどのように話をつなげたらいいのかわからない……ということもよくある電話トラブルです。
でもここであきらめず、多くのフレーズを覚えて、実践を積めば苦手な電話での英会話もスムーズにできるようになっていた、ということもあります。
めげずに一緒にがんばっていきましょう!