先日、キャリアイベント「シャングリ・ラ 東京企業交流会」@TBLにお邪魔してきました。
TBLは、将来ホテルに就職したいと希望して入学してくる学生もたくさん学んでいるのですが、まずは業界や企業についての理解を深めてもらい、夢を叶えてもらおうということで、TBLの卒業生が就職したご縁のあるシャングリ・ラ 東京様にご協力いただき、実現したのが本イベントです。もともと企業説明会的な企画ですが、当日は交流会という名にふさわしくとてもインタラクティブな内容でした!

コンテンツだけみると、フツーの企業説明会風ですが、興味・関心を持って参加できるような工夫がなされていました。
例えば、みなさんは、
「国際的なホテルでは表示しないことがある階数は、何階だと思いますか?」
答えは、13階。
これはなんとなくわかりそうですね。
ちなみに、日本だと、4とか9が避けられる傾向にあるそうです。
次に、
「 婚礼の控え室で避ける傾向にある飲み物は、オレンジジュース、ウィスキー、緑茶、日本酒のうち、どれでしょう?」
答えは、、、
緑茶だそう。意外ですよね、、、
理由は、「お茶を濁す」という言い回しがあることから避けられるのだとか。
こんな風にクイズも交えながら、ホテル業界の常識についての楽しく教えてくださいました。
ホテル業界について少し学んだあとは、シャングリ・ラ 東京についての紹介。研修制度から始まり、社内イベントまでしっかり説明がありました。
働くにあたって、自分が仕事うまくできるかな、とか、仲間とうまくやっていけるのかな、とか、将来はどんなことができるのかな、というのは、とても気になるところですよね。
シャングリ・ラ 東京では、従業員食堂で、季節毎の料理が振る舞われるイベントがあったり、従業員のみなさんに日ごろの感謝の意を込めて毎年プレゼントが渡されたりするそうで、とても従業員を大切にしているんだなということが伝わってきました。
冒頭と講話では、総支配人マティアス Y. スッター[Matthias Y. Sutter]氏が学生たちに、5年後、10年後、自分が実際に何をやっているかはその時にならないとわからないが、人に言われたことではなく、自分がやりたいことを常に考えておくことが大切ということ、また、ホスピタリティについて学ぶことは、仕事だけではなく、プライベートでも役に立つので、情熱を持って学んで欲しいといったメッセージが送られました。
ちなみに、スッター氏は、若い頃、建築家になる勉強をされていたとか。
人生とは、わからないものですね!
続く、Q&Aセッションでは、学生たちから様々な質問が飛びだしたのですが、どの質問にもとても親身に答えてくださっていました。いくつかご紹介すると、
Q. 総支配人になるには、どんな経歴が必要か?
A. 学歴や経歴も必要だが、一番重要なのは、情熱を持って仕事にかかる姿勢。
ホテルマネージメントの知識・経験があれば、キャリアのはしごを上りやすくはなるが、総ての人に、はしごは用意されている。大事なのは、会社と従業員が信頼しあえる環境であり、シャングリ・ラ 東京では、様々なキャリアパスを会社として提供している。
Q. 日本人はあまり困っている人に手を差しのべないがどう思うか?
A. 文化に起因している部分もあると思う。日本には、他人のパーソナルスペースを尊重する文化がある。何がよい悪いではなく、自分がよいと思うことをすればよい。場合によっては、手助けを受け入れてくるかもしれないし、断るかもしれない。でも、どちらにしてもその人は、あなたを覚えていてくれる。だから、常に自分が正しいと感じることを続けることが重要。

最後は、総支配人自ら参加者に、サプライズプレゼントを一人一人手渡してくださって、ホスピタリティ精神を自ら具現されている姿がとても印象的でした。
TBL生たちにとっても、ホテルの仕事について知ることができたことはもちろん、本物のホスピタリティに触れられたことは、きっと大きな財産になったはず!
TBLの英語ホスピタリティコースでは、お客様対応に必要な英語だけでなく、ホスピタリティやコミュニケーションについても、どう伝えたらよいのか、どう対応したらお客様のためになるのかを自分たちで考え、自分ならではの答えを見つけながら日々学んでいます。スッター氏もおっしゃっていたように、ホスピタリティやコミュニケーションの知識・スキルは、ホテルや接客業だけではなく、オフィスでも、プライベートでも生きるもの!
将来、ホテルで働きたい!というアナタも、英語を使って働きたい!というアナタも、TBLで英語やホスピタリティ、コミュニケーションのスキル・知識を身につけて、アナタの夢一緒に叶えませんか?
