TBLの授業について知りたい!~グローバルビジネス環境論~ 

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英語とビジネスの両方を学びたいけど…
将来自分でビジネスをやってみたいけど…
将来海外と関わる仕事がしたいけど…
将来英語を使って仕事をしたいけど…

どのコースに入ったら自分の夢を叶えられるのかな…
そんな悩みを抱えるみなさんのために、TBLの授業を紹介する「TBLの授業について知りたい!」シリーズ。

今回は、グローバルビジネスコースの「グローバルビジネス環境論」をご紹介します!
この授業では、マーケティングの基礎知識や日本と海外のグローバルビジネスの違いなどについて学びます。

そもそも、マーケティングって?

せっかく商品やサービスがあっても、売れなければ、商売が成り立ちません!
そこで必要となるのが、商品やサービスが売れる仕組みを作ること。これがマーケティングです。
では、商品やサービスが売れる用にするには、何をしたらよいと思いますか?
広告を出す?よい商品やサービスを開発する?キャンペーンをする?
どれもマーケティングの一環です。加えて、お客様のニーズを探るために行う市場調査やその分析なども含まれます。いくらよい製品でも知られていなければ売れないですし、逆にお客様に求められていないものを作っても売れないですもんね。
このようにマーケティングをしっかり行うことで、求められている商品を求めているお客様に届けることができるようになります。マーケティングって大事ですね!

さて、ここからが本題。
今回見学した授業回のテーマは、「ニーズとシーズ」
ニーズは聞いたことあるけど、シーズってなに?って人もいるかもしれません。

ニーズとは?

「必要」とか「欲求」とかいう意味。
ただ、具体的な製品やサービスに対する欲求ではなく、漠然とした欲求を指します。
例えば、のどが渇いた時、
 のどの渇きをいやしたい:ニーズ
 ジュースが欲しい:ウォンツ
といったイメージ。

じゃあ、シーズって?

商品やサービスを開発する時、素材や材料、技術やノウハウが必要となりますが、そういった企業が持つ材料、技術、ノウハウなどを指す言葉です。

じゃあ、ニーズ志向、シーズ志向って?
新しい製品やサービスを開発する時に重要となるのが、ニーズ志向、シーズ志向。

ニーズ志向とは?

消費者が顕在的に/潜在的に求めているものを探り、商品やサービスを開発します。
例えば、花王のヘルシア緑茶をご存知ですか?
ヘルシア緑茶は健康志向の人たちの隠れたニーズをとらえて、ヒットした商品としてよく知られています。
私もダイエットのために飲んでる~って人もいるかも!?

シーズ志向とは?

企業が持つ技術やアイデアを元に、商品・やサービスを開発します。
ちなみに、スマホで人気のiPhoneは、アップル社の技術力を生かしてヒットしたシーズ志向の代表と言われてます!

どちらに基づいて製品・サービス開発をするかは、その企業の持っている技術やアイデア、扱っている製品・サービスにもよるかもしれませ。ただ、高い技術や独創的なアイデアを持っているとついつい生かしたくなるのが人間の心理。でも、どれだけ優れた技術やアイデアがあっても、潜在的なニーズやウォンツを満たすことができなければお客様に受け入れられることはないことを頭に入れておくことが必要だそうです。
売れる商品・サービスを生み出すって大変ですね…

ところで、話は変わりますが、みなさんは、マクドナルドとケンタッキー、どちらが好きですか?

日本だと、どちらかと言えば、マクドナルドの方が人気がある印象ですが、中国では、ケンタッキーの方が人気が高いそう。

理由はいくつかあるそうですが、
1つ目は、ケンタッキーの方が先に中国に進出したこと。
2つ目は、中国人の味覚に合わせた消費を発売したこと。
中国のケンタッキーでは、メニュー全体の50%が中国に合わせたメニューになっていて、おかゆやちまきなどもあるんだそうです。
今では、各国オリジナルのフレーバーや商品もフツーですが、(日本でも、てりやき風とかありますね…)
進出当時は画期的だったのでしょうね!

グローバルビジネス環境論では、毎回2~3名の学生が自分の興味のあるテーマについてリサーチし、発表します。
この回は、中国人の女子学生が、日本と中国の違いに触れつつ、「なぜ中国でマクドナルドよりKFCの方が人気があるのか」というテーマで発表しました。

こんな風に、ビジネスに必要な知識を学べるのはもちろん、様々な国のビジネス事情について学べるのも、多国籍な留学生たちとともに学ぶTBLだからこそ。
将来、グローバルに活躍したいというみなさん、ぜひTBLで多国籍な仲間と一緒にその夢実現しませんか?