国際コミュニケーション学科 日中医療通訳 コース Japanese-chinese medical Interpretation Course
Introduction 日中医療通訳コースについて
コースの狙い
教科書だけでなく様々な学習手段を活用し、医療通訳者に必要な豊富な知識を身につけます。
- 目指せる仕事
- 医療・美容通訳
- 医療事務・秘書
- 調剤事務
- 医療情報管理者
- 介護福祉事務
- メディカルコンシェルジュ
目指す資格
医療通訳士技能認定試験1級、医療情報事務士、美容通訳士、医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)、調剤事務管理士、医療英会話技能認定、登録販売者、JLPT(日本語能力試験)N1、J.TEST(実用日本語検定)、BJT(ビジネス日本語能力テスト)、JPET(駿台日本語能力評価試験)
身につくスキル
医療知識と異文化理解の習得
医学的な知識と専門用語を理解し、効果的な通訳を行うための基礎を築きます。授業は日本語と中国語の両方で行われ、医療通訳者としての専門的なスキルを磨くだけでなく、医療通訳者として必要な医学的知識と異文化理解を実践的に習得します。
ホスピタリティと問題解決の臨機応変な力
ホスピタリティ精神を活かし、丁寧で思いやりのあるコミュニケーションスキルを磨きます。医療通訳者は状況に対処し、問題を解決する能力が必須です。柔軟かつ効果的な問題解決スキルを身につけ、臨機応変に対応できるようになります。
カリキュラム
医師と患者をつなぐ懸け橋に
医療通訳者のプロフェッショナリズム
実践的で広範な学びから、医療通訳士として医療現場で即戦力のスキルと資格を身につけます。医療通訳者にとって必要な医学的知識だけでなく、医療事務やビジネスマナーなども学び、即戦力となるための基礎知識を幅広く身につけます。
実習とインターンシップで現場を知る
現場力を重視した教材やカリキュラムに沿った実習、インターンシップを通じて、医療現場のリアルな経験を積むことができます。実際の医療状況やコミュニケーションの複雑さに直面し、医療通訳者のプロとしてスキルを高めます。
信頼と安心を提供する
医療通訳者へ
不安を和らげる医療通訳者の存在
医療通訳者としての役割は、ただ言葉を翻訳するだけでなく、患者の心に寄り添い、不安を和らげることも含まれます。日本語に不安のある患者さんが安心して医療環境に入れるよう、心のケアにも焦点を当てています。
メディカルツーリズムによる経済成長の担い手として
医療通訳者のプロフェッショナリズム
近年、日本政府の新成長戦略により「医療観光の強化」「オンライン医療」が掲げられ、来日外国人患者数が増加し、医療の国際化が進んでいます。この流れに合わせて、日本の医療現場で日本人医師と外国人患者とのコミュニケーションをスムーズにつなげるため、医療通訳士への期待が高まっています。医療通訳者にとって信頼性と透明性は最も重要な要素です。患者は自分の健康に関する情報を理解し、信頼できる通訳者によってサポートされることで、治療に対する理解が深まります。これにより、医療通訳者が信頼される存在となり、患者と医療スタッフとの円滑なコミュニケーションが実現します。
ピックアップ授業紹介
医療知識基礎
医療知識の基礎理解は、
通訳の必須条件
生物学的な体の理解や病気の理解、患者の心のケアについても学びます。これらの知識は、通訳においてその表現を左右する大事な要素となり、来院する患者と医師を繋ぐ重要な役割です。
医療通訳基礎/応用
患者目線の通訳の基本を
身につける
通訳として必要な基本的なスキルはもちろん、異文化の中で不安を抱えた患者に対してどう接すれば安心して診療を受けられるかといったホスピタリティもあわせて学んでいきます。
医療ツアー/美容通訳
医療ツアーのトレンドを学ぶ
人間ドックや美容整形を受けるツアーが中国や台湾からの観光客のトレンドとなっています。これらのツアー運営に関する知識を学ぶことで、卒業後の進路選択の幅が広がります。
コースの流れ
※スケジュールは2024年度の予定です。※今後の新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、インターンシップが開催されない場合があります。※1: 希望者は個別に短期留学の手配が可能です。
※カリキュラム、時間割は授業内容を充実させるため変更する場合があります。※授業は90分で1コマ、間に10分休憩が入ります。