今回は「電話でコミュニケーション—話したい相手が不在時の英語表現」です。
さて、電話をかけて相手の部に電話が転送されましたが、相手が外出中だと告げられました。

どうしても今日中に話をしたい場合、そのまま切ってしまいますか?
それとも伝言を残しますか?
電話をかけた相手が不在の場合の便利なフレーズについてご紹介していきます。
「いつお戻りですか?」
・When will he be back?
(いつ彼は戻りますか?)
・When do you expect him back?
(あなたは彼がいつ戻ると予想しますか?→いつ戻りますか?)
・Will he be back soon?
(彼はすぐに戻られますか?)

このように「いつ」と聞いておけば、その時間に掛けなおしができます。
「他の連絡方法はありますか?」
どうにかして連絡を取りたい場合、以下のように尋ねてみてもいいでしょう。
・There was only an answering machine/voice mail.
(留守電にしかなりません)
“answering machine”とは、「家の留守電」のことです。
携帯などの留守電は、”voice mail”といいます。
・Is there any other way to get a hold of him?
(彼に連絡を取る他の方法はありますか?)
“get ahold of ~”は、「~と連絡をとる」という意味です。

・How can I get in touch with him?
(どのように彼に連絡することができますか?)
“get in touch with ~”は、「~に連絡する」という意味です。
「戻ったら知らせていただけますか?」
この表現は、家族や友人、同僚などにお願いとして使える表現です。
・Please let me know when she comes back.
(彼女が戻ってきたら、知らせてちょうだい。)
・Would you please let me know when he comes back?
(彼が戻ってきたら、お知らせいただけますか?)

「伝言をお願いします」
以前のブログで、伝言を受け取る場合の表現を学習しましたが、伝言を残したい場合はどのような表現があるでしょうか?
・Would you take a message?
(あなたはメッセージをとってくれますか?→伝言をお願いできますか?)
・Could I leave a message?
(メッセージを残すことができますか?→伝言をお願いできますか?)
ここでもWould you~、Could I~など、丁寧な表現で、ビジネスシーンなどにも使える便利なフレーズです。

・I’d like to leave a message, please.
(伝言をお願いします)
「〇〇から電話があったことをお伝え願えますか?」
・Could you tell him that Mary called?
(メアリーから電話があったことを伝えてくださいますか?)
・Would you mind telling him that Mike called?
(マイクが電話したことを彼に話すことを気にしないですか?→電話があったことをお伝えください)

「折り返ししていただくよう伝えてください」
・Could you please ask him to call me back when he returns?
(彼が戻ってきたら、折り返すようお願いしていただけますか?)
・Please get him to call me back when he comes in.
(彼が帰ってきたら、折り返しさせてください。)
折り返しを依頼するので、あまり無愛想な言い回しを使わないほうがいいでしょう。

Could you ~をWould you~に変えて使ってもビジネスシーンでも失礼ではありません。
いろいろな文体で実践してみましょう。
「また電話しますとお伝えください」
・I’ll call back later / I’ll call him back later.
(後で掛け直します)
・I’ll try again later
(また掛けます)
・Could you tell him that I’ll call back later?
(掛け直すことを彼にお伝えいただけますか?)

この表現もよく使われるフレーズです。
しっかりと掛け直すことを伝えてもらいたければ、依頼する形のフレーズが誤解ないでしょう。
これまでの表現での英会話例
A: Hello, This is the Sale Department, Diana speaking.
(もしもし、営業部担当ダイアナです)
B: Hello, This is Ichiro Yamada of YY trading Company.
(もしもし、YY貿易会社のYamadaです。)
I’d like to speak to Mr. Mike Green.
(マイク・グリーンさんと話をしたいのですが)
A; Oh, I am sorry but he just went out.
(申し訳ありませんが、彼はただいま外出しております)
B; Well, When will he be back?
(そうですか、いつ頃戻られますか?)
A: He’ll be back in two hours.
(彼は2時間後に戻る予定になっています)
B: OK. Could I leave a message?
(わかりました。伝言をお願いできますか?)
A: Yes, sure.
(もちろんです)
B; Could you tell him that I called and ask him to call me back when he returns?
(電話があったことと、戻ったら折り返し電話をいただきたいとお伝えいただきますか?)
A: Certainly, Sir.
(もちろんです)

まとめ
英語の電話をかける時も相手が見えない分、緊張することもあると思いますが、多くのフレーズ、言い回しを覚え実践して慣れていくしかありません。
英語電話の達人を目指して一緒にがんばっていきましょう!