基本の基本の英会話【電話でとっさのトラブル対応①・かけ間違え編】

英語学習
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今回は「電話でコミュニケーション—とっさのトラブル対応編」です。

皆さんは電話をかけた時、突発的な電話上でトラブルに陥ったことはありませんか?

例えば、電話番号を間違えてしまったとか、相手にとって適切ではない時に電話してしまったとか、または回線に支障があったりなどなど……。

英語での電話に慣れていない場合は、トラブルが起こるとそれだけでパニックになってしまう場合が多いといいます。

そこで、2回にわたり電話でのとっさのトラブル時に使える表現をご紹介します。

今回は、かけ間違えがあった時のとっさのトラブル対応編です!

間違い電話をかけた時

「間違えました」

・Sorry, I have the wrong number. 
(すみません。間違えました)

・I must have dialed the wrong number.
(私は間違った番号にかけたに違いない→間違えました)

must have +過去分詞:「~したに違いない」という意味で、過去における強い推測のニュアンスです。

・It must be the wrong number.
(間違ったに違いない→かけ間違いました)

かけ間違うことは、よくあるトラブルです。

かける方も受ける方も対として覚えてしまいましょう。

間違い電話を受けた時

「間違ってますよ」

・You must have the wrong number.
(間違っていますよ)

この表現で間違いではありませんが、少し無愛想な断定的な印象を与えてしまうかもしれません。

前に‘I’m afraid~(恐れ入りますが)’をつけると丁寧な印象になります。

また、’I think ~(思うのですが)’をつけると柔らかい印象が加わります。

特にビジネスシーンでは気を付けましょう。

・I’m afraid (I think) you must have the wrong number.
(恐れ入りますが、お掛け間違いかと思います)

「どちらにお掛けでしょうか?」

これは受け側の表現になりますが、間違い電話をすぐに切ってしまいたくなりますが、ここはもう一歩丁寧に対応してみましょう。

特にビジネスシーンでは対応次第で、会社のイメージも変わります。

・What number are you calling?
(どの番号にお掛けですか?)

・What’s the number you’re trying to call?
(どちらの番号に掛けようとしていますか?)

・Who would you like to talk to?
(誰と話をしたいでしょうか?→どちらにお掛けですか?)

「その番号で試して頂けますか?」

もし、間違い電話先が分かっている場合や、そして同じ会社でもまったく連絡先が違う場合など、番号を教えてあげることができれば、相手側の印象はもっとアップしますよね。

・Could you please try that number?
(その番号で試していただけますか?)

Could you をWould you にしても問題はありませんが、Can you~などはカジュアルな印象なので、ビジネスシーンでは控えたほうがいいでしょう。

これまでの表現での英会話例

ここまでの表現を会話で使ってみましょう。

B: Hello, is this the number for YY Trading Company?
(もしもし、YY貿易会社でしょうか?)

A: I’m afraid you have the wrong number. 
(恐れ入りますが、お掛け間違いのようです)

 What number are you calling?
(どの番号におかけですか?)

B: I’ve got 100-1234.
(100 1234です)

A: I see, this is 101 1233. We are YY International Company, not YY Trading Company.
(そうですか。こちらは101 1233でYY貿易会社ではなく、YY国際会社です)

B: Oh, no! I think I dialed the wrong number. 
(ああ、そうか!かけ間違えてしまったようです。)

 I’m sorry to have disturbed you.
(大変失礼しました。)

A: No problem.
(いいえ、気になさらずに)

 But I could give you their number if you need.
(必要でしたら、そちらの番号をお教えできますが・・・)

B:That’s great!
(ありがたい!)

 It must be helpful for me.
(助かります)

A: Their main phone number is 321 6543.
(代表電話は321-6543です。)

 Could you /Would you please try that number?
(そちらに試しに掛けてみていただけますか?)

B: That’s very kind of you.
(ご親切にどうも!)

まとめ

今回は、かけ間違えがあった時のとっさのトラブル対応フレーズをご紹介しました!

かけ間違えは、母国語の電話でも、パニックになったり、冷静に対処することが難しいシチュエーションかもしれません。

とっさの時にトラブルを落ち着いて対応できるように日ごろからフレーズを丸暗記してしまうと安心ですね!

次回は、相手にとって適切ではない時に電話してしまった、回線に支障があった場合のお役立ちフレーズをご紹介します。

お楽しみに!