基本の基本の英会話【急に行けなくなった!約束を上手に変更・キャンセルしよう】

英語学習
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今回は「約束(アポイント)のための英語表現」の番外編。

約束をした後に、やはり行けなくなった!延期してもらいたい場合に便利な言い回しです。

今回は、約束した後で、急な変更や、キャンセルなど起こった場合の便利な英語表現を学習していきましょう。

「〇時に変更したいのですが」

・I want(would like ) to change the meeting to two o’clock.
(会議を2時に変更したいのですが)

“would like to~”は、wantより丁寧なニュアンスになります。

何度もご紹介している表現ですね。

・Could you please change our time to three ?
(時間を3時に変更していただけないでしょうか?)

Can~?とCould~?は何度もご紹介していますが、相手や状況を選んで使い分けをしましょう。

・Do you mind if I change the meeting from three to four?
(会議を3時から4時に変更しても構いませんか?)

“Do you mind if ~”の構文に対する返答はよく間違えやすいので、ここでまとめておきましょう。

■Do you mind if I smoke here?

直訳すると「ここで喫煙をしても構いませんか?」「ここで喫煙してもいいですか?」というニュアンスになります。

しかし、ここで皆さんが「はい。いいですよ」という意味で「YES!」と回答したら、相手は「OK, Sorry.」と言って立ち去っていくでしょう。

相手は、「ここで喫煙したらあなたは気にしますか?」と言うニュアンスで尋ねたというほうがわかりやすいかもしれませんね。

返答としては「いいえ、気になりません」なら「No」という答えになり=「ここで吸っていいですよ」という意味になります。

もし、「はい。気になります」なら「Yes」になるので=「ここで吸わないで」という返答になります。

混乱しないよう整理しておきましょう。

「明日に延ばしてもらえませんか?」

約束事には延期や変更はつきものですが、この場合「延期する」という単語を覚えておくと便利です。

・Can we postpone (put off*)the party to next week?
(パーティーを来週に延期してもらえないでしょうか?)

・I am sorry, but could we postpone our meeting?
(申し訳ないのですが、会議を延期していただけますか?)

“postpone”や”put off”で、「~を延期する」という意味になります。

自分から約束の変更や延期を申し入れる時は、相手へ変更や延期の謝罪の意味も込めて、文頭にI am sorry~、I’m afraid~やI apologize~などをつけ加えることを忘れないようにしましょう。

「(約束時間を)早めてもらえますか?」

・Make it sooner.
(もっと早めてよ)

・Can we meet earlier?
(早めに会うことはできる?)

・Why don’t we make it a littler earlier?
(ちょっと早めに会わない?)

上記3つのフレーズは、どちらかというとカジュアルな印象が強い表現です。

友人同士や、家族など親しい間で使ったほうがいいでしょう。

ビジネスや目上の人に使うと、馴れ馴れしさを感じるかもしれませんね。

ビジネスシーンであれば以下の表現はどうでしょうか。

・Would it be all right if we met at an earlier time?
(早めの時間でも大丈夫でしょうか?)

~してもいいかどうかを相手に尋ねるためのフレーズになりますが、Wouldを使っているので,丁寧な印象に見えます。

May I ~やCan I ~も許可を得る表現として使えますが、どちらかというと、Would it be all right~?は「~しても大丈夫だろうか?」と相手の好意などに期待するニュアンスを含んだ言い方です。

May I~やCan I~は直接許可を得る表現なので、こちらのほうがより控えめな印象があります。

またCouldも、より丁寧なニュアンスであることは、これまでここで学習してきた皆さんならお分かりでしょう。

・Could we make the appointment for an earlier time?
(早い時間に約束を作ってもよろしいでしょうか?→早めてもよろしいでしょうか?)

「次の機会にしてもらえますか?」

皆さんも、もうお気づきだと思いますが、どういう場面であっても、勧誘や提案、依頼などを相手に問う場合、同じ構文を使って、なお応用が利くものが多いということです。

以下の例文も、以前からご紹介しているフレーズの応用と言えます。

・Would it be possible for us to meet later?
(直訳;後日会うことは可能でしょうか?→次の機会にしませんか?)

・Do you mind if we do it another time?
(直訳:もし、私たちが別の日に会うことを気にしますか?→次の機会にしても構いませんか?)

“Do you mind if~”の文です。

返答のYES/NOには注意しましょう。

「すみません、キャンセルをしなくてはなりません」

約束をキャンセルする場合、友人同士でもマナーとしてひとこと謝罪を入れてみましょう。

その場合は、先にご紹介した、’I am afraid’、’I am sorry’、’I apologize’を頭につけることができます。

・I’m afraid (I’m sorry) that we have to call off our appointment.*
(残念ですが、アポをキャンセルしなければなりません)

“call off”は、「約束などをキャンセルする」という意味です。

・I apologize I can’t make it tomorrow.
(すみませんが、明日は会えません)

「急な用事が入ってしまいました」

キャンセルや変更をする場合、一番の理由は急な用事が入ってしまった時でしょう。

その場合はどういう表現がいいでしょうか。

決まった表現がいくつかあります。

・Something urgent came up.
(直訳:何か緊急なことが生じました→急な用事が入りました)

“come up”は、「やって来る、(事が)起こる、生じる」という意味になります。

・An emergency came up.

“emergency”は、「非常時、緊急、有事」という意味です。

・I have important business to attend to in the office.
(オフィスでどうしても取り組まなければならない重要な仕事があります)

・Actually, I had some unfinished business to attend to.
(実は私にはやり残した仕事があったのです)

理由として業務に絡めてキャンセルする場合は、ビジネスシーンではよくあります。

まとめ

今回は、アポイントの急な変更やキャンセルについての英語表現についてご紹介しました。

やはり、謝罪の表現や丁寧な言い回しで相手にできるだけ失礼にならないように、スマートに伝えたいですよね!

そのためにも知っておいて損はない英語フレーズを覚えておきましょう!