基本の基本の英会話【お誘いにOKする/上手に断るための英語表現】

英語学習
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海外に滞在していると、カジュアルな誘いからちょっとしたパーティの招待を受ける場面に遭遇することがあります。

はっきりと返事をすることを求められる機会が多い海外ですが、’YES, OK’や、’No, Sorry!’ だけでは、ちょっと失礼かもしれません。

せっかく誘ってくれた相手を傷つけてしまうかもしれませんし、会話として発展性もありませんよね。

ちょっとした一言を付け加えるだけで、相手側も皆さんに対する印象が違ってきます。

今回は、お誘いにOKする/上手に断る英会話フレーズをご紹介します。

招待に返事をするとき(承諾するとき)

「もちろん、喜んでいきます!」

・Of course, I’d like that.
・Sure, I’d love to come.
・OK, That sounds good.

‘Of course’、‘Sure’、‘OK’などは、どのフレーズに付けても問題はありません。

「もちろん!(行きますよ)」とひと言で咄嗟に返す場合でもよく使われます。

ただし、あまりフォーマルな場面では多用しないほうがいいでしょう。

「絶対に行く!もちろん!」

・Absolutely!
・Definitely!

以前にもご紹介した’absolutely’や’definitely’は、「もちろん、絶対にOKだよ」という意味でも便利に使うことができます。

さて、この二つはどのように使い分けたらいいのでしょうか?

オリジナルの意味が「まったく、完全に」です。

absolutelyは「100%の可能性」や「絶対に」を示したいときに使うことが多いです。

そして、”definitely”も「確実に、絶対に」や、「疑いようもない」という意味があります。

正直、どちらも依頼や提案、勧誘に対して、100%OKだよってことを伝える時に使えるのです。

どちらかといえば、Definitelyは若者がよく使う表現だと言われています。

神経質に考えず、実践で感覚として覚えていきましょう!

・I wouldn’t miss it.
(私はそれを逃さないでしょう→絶対に行きます)

・I’ll definitely be able to make it.
(私は絶対に参加することができます→絶対に行きます)

「誘ってくれてありがとう。」

・Thank you for inviting me. 
・Thank you for the invitation.
(誘ってくれてありがとう)

・I appreciate the invitation.
(ご招待いただきありがとうございます)

海外では、会社や学校、プライベートなどあらゆる機会に、パーティやイベントが開催されます。

留学中は、イベントの大小に関わらず、そのような場面に遭遇することでしょう。

ここでのフレーズを覚えておきましょう!

都合が悪いとき(断るとき)

毎回、参加したり、誘いに乗れるとはかぎりませんよね。

断る場合のフレーズを知っておけば、スマートに返事できたり、気まずい空気が流れず、スマートに返事ができたり、うやむやな返事をしなくても済みます。

これはYES、NOをはっきりと答える海外ではとても大切なことですが、その場合でも、相手の気持ちを考えて、Noとはっきり断るより、ありがとうの気持ちを伝えるだけでも印象が違います。

「嬉しいのですが、ダメなのです」

・Thanks, but I don’t think I can make it.
(ありがとう、でも参加できないと思います)

make itは参加するという意味ですが、その他にも「(約束を)実行する」、「遂行する」の意味もあり、多くの表現で便利に使うことができます。

・Thank you for inviting me, but I won’t be able to make it.
(誘っていただきありがとうございます、しかし参加することができません)

・I can’t make it, but thanks all the same.
(私は参加することができませんが、ともかくありがとう(誘ってくれて))

“all the same”は、「ともかく~」という意味です。

・Thank you for inviting me, but it’s not possible.
(誘っていただいてありがとう、でもダメなのですよ)

ここでbut it’s impossibleとすることで「ダメです」という同じニュアンスになりそうですが、実は’not possible(可能ではない)’と‘impossible’(不可能である)’にはニュアンスの違いがあります。

‘impossible’は「それは絶対に起こらない」という確固たる拒否のニュアンスが含まれています。

’not possible’は’impossible’より直接的な表現ではなく、「絶対ではない、今はダメでもいつか起こるかも」という時間の変化が含まれています。

「都合が合わないようです」

・Thanks for the invitation, but I don’t think I’ll have the time. 
(誘ってくれて嬉しいのですが、時間がないと思います)

・I really appreciate the invitation, but I’m afraid I’m all booked for the weekend.
(誘ってくれて嬉しいのですが、残念ですが週末は予定が詰まっていまして・・・)

「その日は難しいですね」

・That’s a bad day for me
(その日は私にとってあいにくの日です→都合が悪いです)

・I can’t (won’t be able to) make it that day.
(その日は参加できなさそうです)

「すみません、先約があります」

・Sorry, but I have a previous appointment.
(すみませんが先約があります)

・I already made plans so I don’t think I can make it.
(直訳:すでにプランがあるので参加できるとは思いません→先約があります)

まとめ

今回は、招待に承諾したり、断るための英語表現をご紹介しました。

ぜひ、アフターコロナになったら、パーティーに誘われる機会も増えると思いますので、学習したフレーズを使って実践してみてください!

次回は、来客へのおもてなしフレーズをご紹介します。