基本の基本の英会話【謝罪を表す言葉・基礎編】

英語学習
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留学を決意する理由は人それぞれだと思いますが、やはり大前提として皆さんが目的とするのは「世界共通語である英語を身につけたい!」ではないでしょうか?

このシリーズでは「留学先で自信をもって使える表現」ということにポイントを置いて、基本の基本の英会話を発信したいと思います。

今回は「謝罪を表わす言葉」です。

海外で生活していると、言葉の壁や文化の違いから、思ってもいない失敗や誤解を生んでしまう状況が、増えるかもしれません。

もし謝罪が必要な場面が訪れた時に、皆さんはどのように心からの謝罪の気持ちを表現しますか?

I’m sorry!

謝罪というと、やはり一番思い出す言葉は‘I’m sorry.’(ごめんなさい。すみません)’だと思います。

確かに海外のドラマや映画でも耳にしますし、日常でもよく‘sorry’という言葉は一般的に使われている言葉だと思います。

シチュエーションによっても謝罪する表現方法は違いますが、まずは一般的に些細なことで謝る場合の表現をご紹介しましょう。

・Sorry!

「え?これだけ?!」と思われる方もいるかもしれませんが、とっさに前方不注意でぶつかってしまった時に軽く「あっ!ごめん」「おっと、ごめんね」、という時によく使われています。

(前方不注意にて)ぶつかりそうになった時:
Aさん:Be careful! (危ない!)
Bさん:Oops! Sorry!(おっと、ごめん!)

I’m sorryのほかによくExcuse me(すみません)も使われますが、どういう意味の違いがあるのでしょうか。

日本語では「すみません」という言葉だけでどの状況でも使えますが、’I’m sorry’と’Excuse me’では少しニュアンスが違ってきます。

‘I’m sorry’と相手が伝える時は、多くは「申し訳ない」という気持ちとともに自分の非を認めて、相手に謝罪する場合に使われることが多いようです。

一方、’Excuse me’は、場合によっては謝罪の気持ちを表現する時に使うこともありますが、どちらかと言えば、「少々、失礼」「ちょっと、ごめんなさい」くらいのニュアンスで使われることが多いかと思います。

ですから、偶然にちょっと肩がぶつかったくらいであれば「Excuse me」で問題ありませんが、自分の前方不注意などで相手にぶつかってしまった場合であれば、しっかり「I’m sorry」と伝えるようにしましょう!

「ごめん」より、「本当にごめんなさい。本当に申し訳ありません。」などと、謝罪の気持ちを強調したい場合に使えるフレーズ表現も様々ありますが、一番シンプルな形としては、協調する語をsorryの前につけるという方法があります。

・I am very / so / terribly/ really/ extremely sorry.

veryやterribly, really, extremelyなどの協調の副詞をsorryの前につけると、一歩丁寧な印象になります。

もちろん発声する場合は、その語を強調して(●)発音してみましょう。

・I am so(●) sorry. (本当にごめんなさい)

フォーマルな謝罪の表現

 また時として、フォーマルな状況で謝らなければならないこともあると思います。

例えば仕事で相手に迷惑をかけてしまった、もしくは傷つけてしまった時や、個人ベースでもしっかりと謝罪しなければならない状況になったとき、I am sorryでは足りない印象になることもあります。

この表現も、深く謝罪したい気持ちが伝わりますよね。

ご迷惑をおかけしてすみません!
 
また日本でもよく「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」というフレーズをニュースなどで耳にしますが、これを英語でいうとどういう表現になるでしょうか?

・I am sorry for troubling you.

troubleは日本語でもそのままトラブルという言葉になっていますが、~を煩わす、迷惑をかけるという意味があります。

つまり、「あなたに煩わすことに関して申し訳ない」=「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という意味になります。

・I am sorry for causing so much trouble.

・I am sorry for all the troubles that I have caused.

私が引き起こしたすべての迷惑に関して謝ります=ご迷惑をおかけしてすみません。

・I am sorry to give you such a hard time.

hardには耐えがたい,つらい,苦しいという意味があります。

直訳すると、「あなたにそんなつらい時間を与えてしまい申し訳ない」=「ご迷惑をおかけしてすみません」となります。

自分のせいでごめんなさい

そして同じようなニュアンスで「自分のせいでごめんなさい」という気持ちで謝罪したい時もよくありますよね。

そういう場合は、以下のように表現してみてはどうでしょうか。

・I apologize for messing up.

mess upで台無しにするという意味があるので、「台無しにしてしまってすみません」=「すみません、私のせいで」というニュアンスになります。

・I apologize for my mistakes.

また、特に「相手の気分が害してしまったかも」という気持ちの時も、こういう表現で謝罪してみてはどうでしょうか?

・I am sorry if I offended you.

offendは~の気分を害する、~を怒らせるという意味があります。

・I didn’t mean to offend you.

あなたを怒らせるという意味はなかった=気分を害されたらごめんなさい

上記はよく使われるフレーズなので、覚えておきましょう。

まとめ

今回は、謝罪を表す言葉についてご紹介しました。

謝罪する状況で、一番大切なことはフレーズや言葉だけでなく、本当に謝罪したい気持ちを込める皆さんの姿勢だと思います。

たとえ英語が拙くとも、一生懸命に伝えようとする姿勢があれば、相手にも皆さんの気持ちは伝わると思います。

ただし、ご紹介したフレーズを一つでも多く覚えることで謝罪という行為も、より相手側に伝わるものが深くなると思いますので、ご参考までに。

次回は今回のフレーズに+αでより説得力を増す応用編になります!ぜひご覧ください~