今回は、「電話でコミュニケーションの番外編」として、不在時に電話があったことを同僚や家族に伝える英語表現をご紹介します。
「〇〇様から電話がありました」
電話を切ったら、相手のことを不在者に英語で伝えなければならないとしたら、どのように伝えたらいいでしょうか?
いくつかご紹介します。
・There was a call from Ms. Kate Black of International Company.
(IC会社のケイト・ブラックさんから電話がありました)
・A lady named Kate Black called and left you a message.
(ケイト・ブラックさんという女性からあなたに電話と伝言がありました。)
使い方としては丁寧な言い方ですので、フォーマルな場合に使ってみましょう。

・Ms. Kate Black called.
(ケイト・ブラックさんから電話があったよ)
カジュアルな言い方で、使い方によっては失礼な物言いになるので、目上の人やカジュアルな間柄ではない人に対して使うのは控えたほうがいいでしょう。

「折り返しの電話をお願いします」
・He/She wants you to call back.
(彼/彼女はあなたに折り返しの電話が欲しいのです→折り返しの電話をお願いします)
・He/She would like you to return his/her call right away.
(彼/彼女はあなたに電話をすぐに返して欲しいのです→すぐに折り返しの電話が欲しいと言っていました)
“right away”は「すぐに」という意味です。

・He/She asked me to have you call him/her back as soon as you return.
(彼/彼女は私にあなたが戻り次第、折り返しの電話が欲しいと言っていました)
折り返しの電話を不在者にお願いする場合も、いろいろな表現があります。
3つの例はすべて同じ意味合いの表現です。
どれもすぐに使いまわしができるフレーズですね。

「〇件の電話がありましたよ」
不在が長ければ、電話も複数かかってくる可能性がありますよね。
何件あったのか戻ってきた不在者に伝えてあげることもあると思います。
その場合の表現も覚えておくと便利です。
・There were four calls while you were not in.
(あなたが離席中に4件の電話がありました)
・You missed four calls.
(あなたは4件の電話を逃しました→4件の電話がありました)
・I answered six calls while you were on vacation.
(私はあなたが休暇中に6件の電話に出ました→休暇中に6件の電話がありましたよ)

【これまでのフレーズを使った会話例】
A:Hi, Alice, There was a call from Mr. Mike Brown of YY trading company.
(やあ、アリス。YYトレーディングカンパニーのブラウン氏から電話があったよ。)
B:Oh Thank you for answering the phone from him.
(電話を取ってくれてありがとう。)
A:He asked me to have you call him back as soon as you return.
(戻り次第、折り返し電話欲しいと言ってたよ。)
B: OK, I call him back right away!
(わかったわ。すぐに折り返すわね。)
A:Oh, wait! I answered another two calls while you were not in!
(ちょっと待って!離席中にもう2件電話を受けたよ!)

まとめ
今回は、「電話でコミュニケーション番外編」ということで、不在時に電話があったことを同僚や家族に伝える英語表現をご紹介しました。
こちらで電話でコミュニケーションシリーズは終了です!
これまでご紹介した英会話表現をすべて暗記しておけば、イングリッシュスピーカーからの電話も臆することなく出られると思います。

ぜひ音読をして覚えておきましょう~