基本の基本の英会話【英語でアポを取ろう!】

英語学習
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今回は「約束(アポイント)のための英語表現」です。

皆さんも、日常生活やビジネスシーンなどでご友人や、取引先とのやり取りする中で、会う約束をする場面があることと思います。

もし相手が外国人だったら?!

どのような表現を使って約束を取り付けて、アポイントをとりますか?

今回はその場面での便利な表現をいくつかご紹介しましょう。

約束を取り付けたい時

まず、会話をしている時に「次のビジネスアポイントをとってみたい」、「ちょっと友人に会いたい」と思った時に、どう切り出しをしたらいいでしょうか?

「会いたいです!!」と近しい友人なら直球を投げることもできますが、そこまでの関係ではない場合は、違う表現を使いたいところです。

「明日/来週、お時間ありますか?」

・Do you have time tomorrow / next week?
・Are you free tomorrow / next week?
・Are you available tomorrow?

“available”は「使い道のある、利用可能な」という意味で使われる形容詞。

人が主語になると「~する余裕がある」「時間がある」「都合がつく」という意味で使うことができます。

・Could you spare some time tomorrow/ next week?

どれも「明日/来週 時間ありますか?」という意味のフレーズになります。

いきなり「会いたいのですが」と尋ねるより丁寧な印象になりますね。

特によくご紹介するCould you~?はより丁寧な表現なので、ビジネスシーンなどに使ってみましょう。

「今週末何か予定はありますか?」

よく他者から聞かれるフレーズですが、学校やオフィスでも「今週末どうするの?」という会話で使うことができます。

・Do you have any plans for this weekend?
(直訳:あなたは今週に関して何かプランを持っていますか?→予定はありますか?)

・Are you doing anything over the weekend?
(直訳:あなたは今週末にかけて何かをしていますか?→今週末に何かありますか?)

・Have you made any plans for this weekend?
(直訳:今週末に関して何かプランを作りましたか?→何か週末に予定がありますか?)

「あなたが行く前に会いましょう。」

会社なら転勤や、学校なら転校や引っ越しなど、相手が去ってしまうシチュエーションで会う約束をすることもあります。

その場合、こういうフレーズで約束をとりつけてはどうでしょうか?

・I’d like to get together before she goes.
(彼女が去ってしまう前に集まりたいな→会いたいな)

“get together”は「集まる」という意味です。

・I want to see you before you leave.
(君が行く前に会おうよ)

・We should get together before you go.

友人などが遠くへ去ってしまうケースなどで、「行く前に一度皆で集まろうよ!」という場合によく使われる表現です。

・We should definitely have time before you leave!
(あなたが発つ前に絶対に皆で会おう!)

“definitely”は「絶対に、明確に、はっきりと」という意味です。

約束の返事をする時

「何かあるのですか?」

「週末空いている?」「予定ある?」と聞かれたら、「はい、いいえ」だけでは相手も困ってしまうことでしょう。

「どういう意味で聞いているのかな?何かあるのかな?」というニュアンスを含める意味でもう一言付け加えたら、印象もよく、もっとコミュニケーションが広がります。

・Why do you want to see me?
(直訳:なぜ私に会いたいのですか?→何かある?どうしたの?)

・What do you want to see me about?
(直訳:何に関して私に会いたいのですか?→どうしたの?)

・What’s the occasion?
(直訳:何の機会ですか?→どういう誘いで?)

言い方によっては、「なぜ私に会いたいのか!?」「何の用事で会いたいんだ!?」と尋ねた相手を責めるような印象になりますのでフレーズのトーンに注意して使ってみましょう。

「実は会いたいと思っていたところです」

友人から、「会いたいのだけれど・・・」と言われ「ああ、私も実はそう思っていた!」と返せれば会話も自然に盛り上がりますよね。

・In fact, I wanted to see you, too!
(直訳:実は、私も会いたかったんだよ!)

・Actually, I was hoping to see you!
(直訳:実は、会いたいと願っていたところです→私も会いたいと思っていたの!)

・In fact. I was looking forward to seeing you.

“look forward to ~ing”は、「~することを楽しみしている」定型構文でよく使われます。

過去形にすることで、「あなたに会うのを楽しみしていました→会いたいと思っていました」というニュアンスになります。

「特に予定はありません」

ビジネスシーンでも、友人同士でも「その日予定はありますか?」と尋ねる相手に、「ありません」と一言と返すだけでも、もちろん会話としては成り立ちますが、あと一言を付け加えてみましょう。

・I have nothing on my calendar.
(直訳:私のカレンダー上には何も持っていません→何も予定はありません)

・I don’t have any plans.
(直訳:私はどんな計画も持っていません→予定はありません)

「会う約束」の場合はplanやappointmentで「予定」を表します。

・I’m not doing anything this weekend.
(直訳:今週は何もしていないです→予定はありません)

・I’m not busy this week.
(直訳:私は今週忙しくありません)

「先約があります」

他に約束や予定があった場合はどのように相手に伝えたらいいでしょうか?

いくつか便利なフレーズをご紹介します。

・I already have plans / an appointment.
(すでに予定があります)

・I’m not available on the 20th.
(20日は空いていません)

・I have so many people to see.
(直訳:私はとても多くの人に会いますので→先約があります)

他の約束が多くて会えない、ということを間接的に断る際のフレーズです。

・I have a schedule full of meetings and other appointments.
(直訳:たくさんのミーティングと予定が入っています→先約があります)

「とても忙しいのです」

・I’m really busy.
(本当に忙しいです)

・I’m tied up.
(直訳:私はしっかりと縛られています→忙しいです)

“tie up”は「しっかり縛る」などの意味がありますが、この場合はとても忙しくてその日は身動きがとれないというニュアンスで使えます。

・I’m full booked this week.
(今週はとても忙しいです)

すでに先約がいっぱいで時間が作れない時によく使う表現です。

・I’m pressed for time.
(直訳:私は時間に追い回されています→忙しいです)

“be pressed for ~”は、「~に追い回される、催促される」という意味があります。

逆に約束の提案をしたい時

「今週は無理ですが、来週はどうでしょう?」

その日はダメだけれど、他の日であれば会いたい、というケースの場合は以下のように提案してみてはどうでしょうか。

・Not this weekend, but what about next weekend?
(今週は無理ですが、来週はどうですか?)

・Is next week good for you?
(来週はあなたにとって都合がいいでしょうか?)

・I can’t tomorrow, but how about next week?
(明日は会えませんが、来週はどうですか?)

「次の機会にしましょう」

今回は会えない時や、次のアポイントを明確に決められない場合などは、次のように断ることもできるので、上手く使い分けてみましょう。

・May be next time.
(まあ、次の機会にね)

カジュアルな印象があるので、あまり親しい間柄でない場合は、使い方に気を付けましょう。

可能性としては高くない、不明瞭な印象を与える表現です。

・Why don’t we pass?
(次にしませんか?)

・I’ll pass this time.
(今回はパスするよ)

・Can we put this off till later?
(直訳:私たちは後までこのことを延期できますか?→次にしましょう)

“put off”は、「~を延期する、遅らせる」という意味です。

・Can /Could I take a rain check?
(直訳:雨天交換券を取ることできますか?→次回にしませんか?)

“a rain check”は、雨天交換券のことを指します。

これは野外競技などが雨で中止や延期になった場合に、参加者や観客に配られる次回有効券。

この表現はカジュアルなので、フォーマルな場面では使わないほうがいいでしょう。

誘いに応じられない時に「次に機会があれば必ず行きますよ」というニュアンスを持たせながら断る時に便利な表現です。

まとめ

ビジネスシーンで取引先とのミーティングのアポイントや、友人同士の間で会う約束をする際に、使える表現をご紹介しました。

「アポイントメント」は日常生活でよくあるシチュエーションです。

たくさんの表現で伝えることができるので、多くの表現を覚えて様々な状況に合わせて使いこなしていきましょう!