基本の基本の英会話【道を案内する表現】

英語学習
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こんにちは。

最近の出来事ですが、道で外国人が通りすがりの日本人カップルに英語で、ある商業ビルへの道を尋ねていました。

そのカップルも困っているようで、自分のスマホを見せながら、英語で四苦八苦案内をしているようでした。

聞いた外国人も何だか申し訳ない顔をしていましたが、やはり流暢に案内してあげられたら……って思う瞬間ですよね。

コロナが収束し始め、また外国人が入国できるようになってきていますので、今回は「道案内のための英語表現」をご紹介します。

行き先を聞く

道を尋ねられたとき、スムーズに案内するためによく使うフレーズをご紹介します。

「どちらに行かれるのですか?」

外国人に「ちょっと迷っています。教えてください」と聞かれたら、まずはどこに行きたいのかを聞いてあげましょう!

・Where do you want to go?
(どこに行きたいのですか?)

・Which way are you going?
(どちらに向かってるのですか?)

「私が案内をしましょう」

・I’ll take you there.
・I’ll guide you there. 
・I’ll show you there.

どれも「そこへ連れて行ってあげましょう」という意味になります。

I’ll show you には、そのほかに「私が実際にお見せます」というニュアンスでも使われます。

「すぐに分かると思いますよ」

・You can’t miss it.
(直訳:あなたはそれを逃すはずがない→すぐに見つけることができます)

・You’ll get there without any problem.
(直訳:あなたはどんな問題もなしにそこへ行きつきます→すぐにわかります)

「方向が間違っていますよ」

・You are going in the wrong direction.
(あなたは間違った方向を進んでいます→方向が間違っています)

・You are headed the wrong way.
(あなたは間違った方向に向かっています→方向が間違っています)

“be headed (for)…”は、「~へ向かう」という意味です。

headは「頭」という名詞ですが、動詞になると「向かう」という意味でも使われます。

どちらかというと、”go to~”よりかなり口語的な表現です。

道順を教える

「この道を行くと(花屋)が見えるはずです」

・If you go this way, you’ll see a flower shop.
(この道を行くと、花屋が見えるはずです)

・Follow this street, and you will find a flower shop.
(この道を行けば、花屋が見つかりますよ)

“命令形 + and~”は、「~しなさい、そうすれば」という意味です。

・This road will lead you to a flower shop.

“lead~to…”は、「(道路などが)~(人)を……に到達させる」という意味です。

「まっすぐ行って、角を右に曲がって、道路を渡ってください」

・Go straight ahead, turn right at the corner, and cross the road.

・Keep on going, make a right turn at the corner and cross to the other side.

一つずつ分解していきましょう!

「まっすぐ行って」は、”Go straight ahead”、または、”Keep on going”。

「角を右に曲がって」は、”turn right at the corner”、または、”make a right turn at the corner”。

「角を左に曲がって」は、”turn left at the corner”、または、”make a left turn at the corner”。

「道路を渡ってください」は、”cross the road”、または、”cross to the other side”。

これら方向を表す語を覚えておくだけでも、案内に困りません。

方向を表す語彙やフレーズを丸暗記してしまいましょう。

「そのレストランは道の向かいにあります」

・The restaurant is across the road(street).

“across”は、「~の向こう側に、~を横切って」という意味です。

・It’s on the opposite side.

(それは反対側にある→向かい側にあります)

・It’s on the other side of the road.

“on the other side of ~”は、「~の向こう側に」という意味です。

わからない場合

「よく知らないのです」

・I’m not familiar with this area.
(この地域についてあまり知らないんです)

“be familiar with~”は、「~について良く知っている」という意味です。

・I don’t know much about this neighborhood.
(この界隈について、あまり知らないのです)

“neighborhood”は、「界隈、周囲、(特徴をもつ)地域」という意味。

・I’m a stranger here, too.
(直訳:私もここでは見知らぬ人なのです→よく知らないのです)

「他の人に聞いてみてください」

・Please ask someone else.

・You had better ask someone else.

“You’d better ~”は、「~しなさい、したほうがよい」という意味です。

聞かれた場所がわからない場合は、素直に「分らないので、他の人に聞いて」と伝えることが大切です。

あいまいに、または嘘を案内することだけはやめましょう。

遠い場合

「歩いていける距離ではありませんよ」

・It’s not within walking distance.

・It’s too far to walk.

「too 形容詞 to 動詞」で、「あまりに~過ぎて…できない」という意味です。

・You can’t get there on foot.
・You can’t get there by walking.

“on foot”は、「徒歩で」、”by walking”という表現も使えます。

「バス(タクシー)に乗って運転手に聞いてみてください」

・Take a bus (a taxi) and ask the driver.

・Ask the driver after you get on the bus/ get in the taxi.

“get in / get on”は、「~に乗る」という意味ですが、”get in”と”get on”の使い方には違いがあります。

’get on’ は、大型の乗り物やまたがって乗る(バス、列車、飛行機、船、自転車、オートバイそして馬に乗るなど)ものに主に使われます。

どちらかというと「on=上」に乗るイメージです。

’get in’ は、小型の乗り物(タクシー、乗用車、軽飛行機など)に使われます。

「in=中」に乗り込むイメージです。

まとめ

以外に方角や位置を伝えるフレーズや単語を使って説明や案内することは難しいものです。

日々、道を歩きながら自分自身で道案内をする練習をしてみてはどうでしょうか?

一緒にがんばりましょう!