TBLではどういう学びがあるの?
TBLのキャンパスライフってどんな感じなの?
そんなみなさんの疑問にお答えすべく、前回に引き続き、今回は英語ホスピタリティコース1年生の課外授業についてご紹介したいと思います!
今回、英語ホスピタリティコースの1年生たちは、課外授業の一環として、箱根に行ってきたのですが、
なぜ箱根?
外国人観光客誘致に熱心
みなさんご承知のように、箱根は昔から温泉地として有名ですが、実は、明治時代から外国人客を受け入れて栄えてきた歴史があることをご存知ですか?日本有数の観光地であり、かつインバウンド(海外からの)観光客の誘致を積極的に行っていることから、日本の観光資源と観光施策を学ぶのに最適な場所!ということで箱根での課外授業となりました。
例えば、箱根町では、HAKONE JAPANというWebサイトを用意し、箱根の歴史、おススメスポット、食事、温泉、アクティビティ、移動手段など、観光客が知りたい情報を多言語(英語、中国語、韓国語、フランス語)で提供しています。
多言語で情報が得られるというのは、観光客にとってはありがたいですし、旅行先として選んでもらえるチャンスも広がるはず!
たくさんの魅力を持つ箱根
箱根と聞いて、まず、ぱっと思いつくのは、やっぱり温泉でしょうか…
今回の課外授業の目的の一つは、箱根の魅力を見つけることだったのですが、箱根には、
温泉以外にも、壮大な自然、寺社仏閣や旧街道などの歴史を感じられる街並み、地域で育まれてきた文化、など、日本を感じられる場所が盛りだくさん。
例えば、今回TBL生が訪れた「大涌谷」。
自然の力を感じられるだけでなく、地熱を利用した黒たまごを楽しむことができます。
それから、「星の王子様ミュージアム」を含め、美術館や博物館なども多く、知的好奇心も刺激される場所でもあります。古い日本から新しい日本まで楽しむことができるあたりが、日本人だけではなく、外国人観光客にとっても大きな魅力となっているようですよ。

先生も一緒に記念撮影

Maasへの取り組み
いきなりですが、みなさんは、Maasって聞いたことありますか?
Maasは、“Mobility as a Service”の略ですが、直訳すれば、「サービスとしての移動」。
移動手段と言えば、これまで、バスや電車、タクシーがメインで、どの交通手段を使うのかの情報収集や、予約、支払いもそれぞれのサービスごとに行っていて、面倒だなぁ…と思っていた人も多いのでは?
Maasは、そんなお悩みを解決してくれるサービスで、一般的な公共交通はもちろん、ライドシェア、シェアサイクルなどといった新しい移動手段も含めた多様な交通手段を最適に組み合わせ、ワンストップで効率よく、便利に使えるようにするサービスです。
Maasは交通手段のDXとも言われますが、MaaSと位置情報を組合わせることで、効果的なPR活動を行えるようになったり、より魅力的な顧客体験を提供できたり、そこから地域の活性化や観光業界の活性化にもつながりえます。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
デジタル技術の活用により、人々の生活や社会をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念
観光とデジタルなんて関係あるの?と思うかもしれませんが、今やデジタル技術の活用は、業界を問わず避けて通れないものになりつつあります。実際、上の例からも、DXを通じて、よりよいサービスの提供や地域貢献が可能となっているのがわかりますよね?
今回課外授業を行った箱根には、新宿から小田急電鉄で行くことができるのですが、小田急電鉄は、観光型MaaS『EMot』(Mobility with Emotionから)というサービスを提供していて、このアプリでは、経路検索はもちろん、デジタル箱根フリーパスを買うことができます。実際に観光業界のDXを体験してもらうこと、また紙のチケットとデジタルのチケット+サービスで、どのような違いがあるかを体感してもらうことも今回の課外授業の目的でした。

さてさて、TBL生たち、いったいどんな違いやビジネスチャンスを見つけたのでしょうね。
英語×ホスピタリティ×デジタルの知識・スキルを身につけて、将来のキャリアにつなげたいというみなさん、まずは学校説明会やオープンキャンパスで、TBLについてもっと知ってみませんか?