今年4月に開講されたWEBマーケティングコースでは、資格・検定試験の受験にも力を入れています。
その一つである国家試験「ITパスポート」に、同コース1年生のMくんが、入学から僅か5カ月で合格しました。
ITパスポート試験とは、ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験です。ITだけでなく、ビジネスや経営など幅広い知識も問われるため、学生の合格率は40%程度と低くなっています。
しかしMくんは、入学からわずか5か月でこの難関を突破しました。
Mくんは入学当初から明確な夢を持っており、その夢に向かって挑戦を続けています。今後、Mくんの挑戦を「WEBマーケティングコース1期生 起業への挑戦」シリーズとして追っていきます。
まず初回は、ITパスポート試験合格についてのインタビューです。
WEBマーケティングコースに入学した理由は?
私はボードゲームがとても好きです。ボードゲームの面白さをもっと世の中に広めるために、ショップを開くのが将来の夢です。その方法を学ぶため入学を決めました。他の人と違うことをしたいとも思っていたので、今年開設の「WEBマーケティングコース」が「新しいことに挑戦していくという点に期待しました。
なぜITパスポートにチャレンジしようと思ったのですか?
ボードゲームの魅力を広めたいという夢はありますが、広める方法、特にITや経営について全く知識がありませんでした。「ITパスポートの勉強をすると、広くITや経営について学べるよ」とWEBマーケティングコースの水野先生からアドバイスいただき、挑戦することに決めました。また、ITの基礎知識を身に付けて、もっと知識が必要と感じる分野をさらに勉強したいとも思いました。
ITパスポートはいつから勉強し始めましたか?
今年の5月半ばから始めました。受験した10月初旬まで、1日平均して1時間半程度学習を続けました。勉強を始めた当初は、ビジネスやITの用語を理解するのに大変苦労しました。
ITパスポートの最も難しかった点はどこですか?
プロジェクトマネジメントに関する問題です。WEBマーケティングコースでは、ECサイトのショップ運営などを通して「プロジェクトマネジメント」を学んでいます。授業で実際に経験した「ガントチャート」「タスク管理表」などが実際に問題として出題され、授業の体験と試験問題がリンクしたため、とても解きやすかったです。
NBLの先生はどのようにサポートしてくれましたか?
先生に分からない単語についてよく聞いていました。また、水野先生にはITパスポートの合格者が出るとWEBマーケティングコースの自慢になると言われて、その言葉がモチベーションとなり、学習を継続することができました。
今後どのようなことに挑戦したいですか?
別の資格試験にまた挑戦したいです。ボードゲームのショップを開く夢を叶えたいので、ネットショップ検定やwebクリエイター能力認定試験を受けたいと考えています。また、NBL卒業後は、4年制大学の商学部に3年次編入したいです。NBLでWEBマーケティングについて学び、大学で経済、商業、心理学を学んで経営に結び付けたいと考えています。そして、大学卒業後はネットショップを運営している会社や、ネットマーケティングが活発な会社に入社し、自らの企業に向けて経験を積みたいと考えています。
これからも資格検定や大学編入に挑戦していくMくんの姿をレポートします。
2023年11月