専門学校から海外大学編入学を実現した先輩に聞く➁ ~海外大学に編入学するまでに●●をやって英語力を伸ばしました!~

英語学習
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TBLに興味を持って、このページにたどり着かれた方は『留学』に興味のある方も多いのではないでしょうか。今回インタビューしたのは、TBLのグローバルビジネスコースを卒業し、海外大学編入学が決まり、入学の準備を進めている(取材当時)本多先輩です。

実は私カエルもこの海外大学編入学2+2コースの存在を知り、TBLに入学を決めた学生の一人です。そこで、渡航前の本多先輩に海外大学編入学までの英語学習について聞いてみました。

本多先輩と話してみてすごいなと思ったことは、受験英語しかできなかったところから海外大学編入学に漕ぎ着けたところです。iELTSは4技能を問われますが、リーディング以外の技能を短期間で伸ばした「英語学習」に注目です。

TBLでスピーキング・ライティングが伸びた

―編入学のための英語の試験はありましたか?

iELTSのスコアでの振り分けがありました。 英語の4技能をトータルで問われる試験なので、個人的にはかなり難しいと感じていました。

自分の場合は、先生が親身になって教えてくれたので、目標の点数を取った時は先生もすごく喜んでくれました。先生と仲良くなって教えてもらうのが一番いいと思います。

―留学を実現させるため、どのように英語を勉強したのですか?

高校の時にはそれなりに英語は得意だったので、文法とかリーディングはもともと得意でした。

でも、リスニング、ライティング、スピーキングは苦手で、特にスピーキングは本当にできなかったので、特に入学後に重点的にトレーニングしました。

どうやったかというと、英語が話せる留学生の友だちを作って、意識的に英語を使っているうちに自然と、スピーキングは伸びていきました。

リスニングはNETFLIXで英語のドラマを見て、最初は日本語の字幕で見ていくところから始めたのですが、だんだん聞き取れるようになってきて、数か月で英語の字幕で内容を理解できるようになりました。

ライティングは自分が書いたものを先生や留学生の友だちに添削してもらって、アドバイスをもらいました。ネット検索でiELTSのライティングのお題を調べて、それをたくさんやりました。

―リーディングは何もしなかったですか?

リーディング以外がほんとにスコアが取れていなかったので、他を10やったとしたらリーディングに裂いた時間の割合は1くらいです。

NETFLIXは最高の英語教材

―効果的だったと思う勉強法はなんでしたか? 

NETFLIXで英語のドラマ見る方法は、自分でもびっくりするくらいリスニング能力が伸びました

今まで聞こえてこなかった単語が聞こえるようになっていきました。多くの英語学習者が、最初にリスニング能力が伸びることを体験していると思います。

TikTokやYouTubeも、日本語コンテンツを見るのも楽しいのですが、英語コンテンツが分かると情報収集の幅も広がり、違うジャンルも英語で理解できるようになるので 自分の世界がぐっと広がり楽しくなりますし、楽しいだけじゃなくてそれが勉強にもなるのでおすすめです。

日常生活にどんどん英語を足していくと、飽きることなく勉強が継続できてしまう感覚があります。

―どんな感じで日常生活に足していったのですか?

その時はコロナ禍でオンライン授業になっていて、意外と時間が取れたので、暇なときはずっとNETFLIXを見ていました。ドラマの内容が面白いと、ついつい連続で見てしまいますね。

多くの人がおすすめしていますが、私もドラマの「フレンズ」がおすすめです。

文法や単語はやるべき

―英語を勉強していて一番大事だと感じたことはなんですか?

会話とかで「文法いらない」とか、「単語帳にかじりつくな」とか言われていますが、実際会話でも、読むときも、聞くときも文法や単語の知識は必要なので、文法や単語の基礎はちゃんと固めておいたほうがいいです

―単語帳は使っていましたか? 

TBLに入って、iELTS用の単語帳を2年間やり続けました。一回では身につかないので5周以上、10周近く繰り返しやりました。

―どのように単語を覚えていきましたか? 

毎日とにかく単語帳を活用しました。1回だけでは絶対記憶できないから、習慣になるまで単語帳を活用しました。高校の時には単語帳を100周くらい繰り返していたので、それと同じことをやった感じです。

書かなくてもよくて、意味を理解し、例文もちゃんと目を通すことが大切です。

―モチベーションはどのように保ちましたか?

一緒に勉強する友だちを作ると良いです。時には友だちと朝から夕方までファミレスで勉強していましたが、一人では絶対にそんなことはできなかったと思います。

―学校の授業はどれくらい役に立ちましたか?

やはり授業についていくだけでは不十分です。人前で英語でプレゼンすることは役に立ったはずなので、もう少しプレゼンは頑張っておけばよかったと思っています。

カエルさんも、絶対にもっとやっておけば良かったと、思う時が来るので今頑張ったほうがいいですよ。

―本多先輩、インタビューほんとうにありがとうございました。

カエルの取材後記

本多先輩が海外大学編入学という目標を達成させることができたのは、入学してからの2年間、努力を惜しまなかったからなのだとわかりました。

カエルも以前何度か、「英語学習に文法は必要ない」、「文法が理解できなくても話せるようになるから」と言われたことがあります。

それを真に受けて、「文法は必要ないものだ」と思い込み、全く勉強していませんでした。

でも最近、カエルが英語の授業に追いつけず、なんとかしようと思い、「何からやるべきか」と英語のできる人に聞いたところ、3人中3人が「文法」と答えたんです。

文法の勉強にさよならを告げたのに、これから最初にやるべきことは文法でした。

今回の取材では、とても大切なことに気づくことができました。

さっそく文法の勉強を再開して、オールイングリッシュの授業が楽しめるようにしていきたいと思います。