メリークリスマス!
今日はクリスマス・イブですね。
今日・明日は、ご家族やご友人たちとクリスマスパーティーをされたり、プレゼントを渡し合ったり、楽しく過ごされることでしょう!

日本でも街中にクリスマスツリーがたくさん飾られていますが、クリスマスの本場の留学先の国々では、もっと大きくて豪華なクリスマスツリーが飾られます。
ということで、今回は、世界のさまざまなクリスマスツリーについて、ご紹介します!

アメリカ・ニューヨークの「ロックフェラーセンター」
世界で一番有名なクリスマスツリーと言えば、「ロックフェラーセンター」(Rockefeller Center)のツリーですね!
皆さんもハリウッド映画やアメリカのドラマなどで、一度は目にしたことがあるかもしれません。
クリスマスシーズンは、このツリーを見るために、カナダに留学中の生徒さんもニューヨーク旅行に行くほど人気です!

ロックフェラーセンターは、アメリカ・ニューヨークのマンハッタン5番街・6番街にあるビル群の総称です。
夜景がきれいで、冬にはクリスマスツリーとアイススケートリンクができ、人気のニューヨーク観光スポットです。

毎年、巨大なクリスマスツリーの点灯式が行われますが、去年は新型コロナウイルスの影響で、無観客のテレビ中継でした。
今年は2年ぶりに一般公開され、高さ24メートル、重さ12トンの巨大なツリーに、5万個のカラフルなLEDライトが点灯された瞬間を、観光客やニューヨーカーが見守りました。

ただ、見学も通常通りではなく、やはり予約をしたり、ツリーのすぐ近くまではいけないそうです。
来年は、何の規制もなく、圧巻のクリスマスツリーを見たいですね!

イギリス・ロンドンの「セント・パンクラス駅」
続いては、イギリスの「セント・パンクラス・ステーション(St Pancras Station)」に設置されるクリスマスツリー。
セント・パンクラス駅は、イギリス、ロンドンの主要ターミナル駅の一つで、ユーロスターの発着駅でもあります。

ゴシック様式で建築され、世界有数のエレガントな駅として有名で、映画「ハリーポッター」にも登場しています!

そんなセント・パンクラス駅のクリスマスツリーは、毎年様々な会社や団体とコラボレーションし、異なったテーマの装飾が、注目されています。
2015年は、ディズニーキャラクターのぬいぐるみで作られたクリスマスツリーがとても人気でした。
そして昨年はインスタ映えカフェ「EL&N Cafe」コラボのピンクのメリーゴーランドモチーフのクリスマスツリー。
このツリーはピンクでかわいいだけではなく、医療従事者へのメッセージをリボンで飾った希望のクリスマスツリーでした。
そして今年は、ロンドン動物園とコラボし、動物がテーマの飛び出す絵本ツリー!
近寄ると動物の鳴き声が聞こえ、駅構内には動物のパネルが飾られているそうです。
なんとも楽しいクリスマスツリーですね!
ちなみに、クリスマスシーズンのロンドンでは、リージェント・ストリート(Regent Street)のクリスマスデコレーションもオススメです。
スタッフも留学中に行きましたが、ロンドンバスと上から飾られるキラキラの光で、通りを歩くだけでクリスマス気分に浸れますよ!
オーストラリア・シドニーの「マーティンプレイス」
南半球に位置するオーストラリアでは、クリスマスは真夏のシーズンです。
シドニーでは屋外と室内で、最大級クリスマスツリーを見ることができます!
まずは、シドニーにあるモール「マーティンプレイス(Martin Place)」の高さ25mの立派な屋外クリスマスツリー。

LEDライトが約11万個、カラーボールが約300個、オーストラリア原産の花々が1万5000個も飾られ、とても豪華です。
15分ごとに音楽がなったり、毎日6:00pm〜8:00pmにはクリスマスキャロルの演奏が行われるそうです。

そして、屋内最大級のクリスマスツリーは、クイーン・ヴィクトリア・ビルディング(QVB)というショッピングアーケードにあります。
1階のエントランスホールから3階の踊り場までそびえ立つ24mのツリーは、高さ24メートル。

毎年約15万個のスワロフスキークリスタルでデコレーションされていましたが、今年はオーストラリア原産の植物「ウォレマイ・パイン」のオーナメントが飾られているそうです。
ツリーはもちろん、「世界一美しいデパート」とも言われるQVBも見に訪れてみたいですね。

ニュージーランドのクリスマスツリー「ポフツカワ」
オーストラリアと同じく南半球で真夏のクリスマスを過ごすニュージーランド。
ちょうどクリスマスシーズンに真っ赤な花を咲かせるポフツカワ(Pohutukawa)という木を、ニュージーランドのクリスマスツリーと呼んでいるそうです。

赤い花と緑の葉っぱがクリスマスカラーで、素敵ですね。
日本で桜を見て春の到来を感じるように、ニュージーランドでは、ポフツカワの赤い花が開花するとクリスマスシーズンの到来だなと感じるそうですよ。

カナダ・ダートマスの「しゃべるクリスマスツリー」
最後は変わり種のクリスマスツリーをご紹介。
カナダのノバスコシア州ダートマスにあるショッピングモール「Mic Mac Mall」に設置された15メートルのクリスマスツリー。
なんと、巨大な顔がついていて、しゃべりだします!
このめずらしく、ちょっと不気味なツリー「ウッディ」は、今年15年目の復活を遂げたのでした。
地元の子どもに長年愛されてきたウッディは、2006年に機械的な故障が見つかり引退していました。
そして今年、地元の人々を勇気づけたいと、3Dプリンターなど最新の技術によって、ウッディは修復され、復活。
しゃべるクリスマスツリーは世界から注目を集めているようで、ウッディは最近アメリカの人気テレビ番組にも出演したそうですよ。
まとめ
今回は、世界のクリスマスツリーについて、ご紹介しました!
日本ではクリスマスが終わるとすぐにツリーを片付け、お正月の飾りつけをしますが、欧米ではクリスマスツリーを飾ったまま新年を迎えます。
日本の厳かな新年とひと味違う留学先での年末年始もぜひ体験してみたいですね。

コロナが収束したら、ぜひ留学をして、現地で思いっきりクリスマスムードを味わってみてください。